2009
06
05

籠の中の鳥は、 いついつ出やる

kagome.jpg

今の経済危機をG7~G8だけでは対処不能であることを世界が認識し始めており、
「アメリカと中国が世界を仕切る」=G2時代がやってくるという(さして非現実でない)論理があります。
米オバマ政権は発足当初、中国の政治や経済の是正を求める内容を公言していたのですが・・・
最近になってその方向を転換、中国の機嫌を損ねないよう配慮する姿勢を強く見せているようです。

米中公約6月2日付けNIKKEIニュースによれば

中国を公式訪問したガイトナー米財務長官は、中国の胡主席と会談。
(米国債を買ってもらう条件として)財政赤字半減を中国に「公約」したのだとか。

「公約」=主導権者に対するお願い


要は米国(ひいては世界経済)でもはや受け手のない金融資本(=借金)を、世界経済での若手社員である中国に買って貰おうっていう営業でしょうかね。
一方の中国は外貨準備の7割をドルで運用し、既に米国債の保有高は世界一。
資本主義における「労働者」の立場から「資本家」への移行時期であり、同時に政治駆け引きでの「強力なカード」を手にすることに。

「共産主義国家が自由主義経済を買い取る」という、以前なら信じられないような事態が現実に。
それもまた自由主義の必然なのか?市場主義経済とやらが既に破綻しているのか?は、後年の歴史で証明されるのでしょう。

ふと思うのは、資本主義経済における金融市場(⇔実体経済)「=借金」なんて、もはや実体のない経済「=バブル」じゃないの?ってこと。
一時的に「裕福になった労働者(今の中国)」が買っても、その現実価値は「次の誰か(インド?)」が買うまで実際には存在しない。

その順番が一巡りしたら、「後ろの正面」を誰にすることに?

取り敢えずの第一回決算は、2012年でしょうか?
米・露の大統領選挙と、中国=国家主席交替がありますね。


NIKKEI NETニュース より
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2M0202S%2002062009&g=G1&d=20090602
スポンサーサイト

«  | HOME |  »