2009
06
20

オーストラリアが温暖化でヤバイことに

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「(例)地球温暖化の影響から、20年後には平均気温が1.5度上昇する可能性がある」など、最近は良く聞くフレーズ。「数十年に数度」と言われてもピンときませんが、それでも「観測史上、最高/最低」「過去に例を見ない」などが連発する「温暖化に伴う異常気象」は、もはや誰にでも実感できるレベルなのかも。

今夏(北半球の日本では冬)オーストラリアを襲った異常気象は、さらに「極めて異常なもの」でした。

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日中は40度半ば 夜間でも30度超、オーストラリアを襲った異常気象

NASAが観測・作成した2009年2月のオーストラリア温度分布図(上記載)によると、北部では平均気温に対して10度近く低下、対して南部では真逆の10度近く上昇しています。

またオーストラリア気象庁によれば、南部の場合「日中の最高温度は40℃以上、夜間でも30℃を切ることはなかった」とされ、ケヤンカッタ(Kyancutta)という地域では48.2度の最高温度を記録したそうです。

逆に冷夏となった北部では降雨量が激増。サイクロンの発生から大規模な洪水が発生するなど、南部とは違った危険な気象状況となったようです。
(分布図では大陸中央部が平年並みの気温分布となっていますが、オーストラリア中央部はもとより大半が砂漠地帯)

加えてオーストラリアでは南極上空に出現するオゾンホールの影響から有害紫外線が増大中であり、不注意な日光浴はかえって健康を害するレベルとも言われています。
(これはオーストラリアに限らず世界的な現象であり、日本も同様=平成10年7月1日から、母子健康手帳の様式第三号18ページ中の「日光浴」を奨励する言葉が削除済み)

近年オーストラリア南部では数年間にも及ぶ大干ばつが続き、国内で最も緑が多いとされる地域ですら水の枯渇に直面しているそうです。
最近も山火事などから広大な面積での大火が発生、数千軒の家屋消失と170以上の犠牲者が出ていますね。

この「異常気象」が恒常化するようなことになれば、オーストラリアが「人間の生存には適さない不毛の大陸」となる可能性もまったくないとは言えないのだとか。

オーストラリアというと広大な自然と温暖な気候を連想しがちですが、現実の状況はそれほど楽天地ではなさそうですね・・・。


technobahn japan より
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200906121639&lang=


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