2009
03
30

カメラが大きくなる理由

         

日本では薄型軽量のコンパクトデジタルカメラが人気ですが、最近は昔ながらに大型で黒いボディの一眼レフ・モデルが、復活の兆しですね。
性能や実用性の点で、フィルムカメラ時代の同種に追いついた・世代交代というのが一番の理由だとは思いますが、欧米には以前から大きめの一眼レフカメラや、交換レンズに根強い人気があるのだとか。

カメラ映像機器工業会調べの出荷実績によれば、実は日本国内向けは全体のわずか10%くらい。
一方、欧州・北米向けは大よそ90%を占めるそうです
出荷量の違いから、メーカーは当然、欧米向けの製品づくりを強く意識せざるを得ない。

新機種の開発やラインナップの拡充には、あるいはそういう理由があったのかもしれませんね。
国民性でしょうか?日本人はよりコンパクトで高性能な機種が求めたがります。
しかし、そういう機種は欧米ではいまひとつ。
欧米の販売関係者によれば、その理由は一言、『小さいから』なのだとか。

「手の大きさが欧米人は日本人より大きいので、大きなカメラやレンズが好まれるのだと思います」(ニコン)
という指摘はごもっとも。
ただし、「ほぼ同一性能で軽量・コンパクト化したモデルよりも、従来の大きくて重いレンズの方が欲しいといわれ、びっくりしました」(SIGMA)
という話もあるようです。

メーカーリサーチで、欧米のプロカメラマンからよく聞くという。
「クライアントが見ている前で、小さなカメラで撮影するわけにはいかない」
コレが一番重要な理由でしょうか?
誰もが機械や理論に詳しいわけじゃない。理屈じゃなくて、直感性の問題って感じですね。

『大きいカメラは性能がよく、いい写真が撮れる』という信仰は、まだまだ続きそうです。




上記内容と直接の関係はありませんが、業界情報として。
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参考:一眼レフカメラ50周年を迎えたキャノンさんホームページ
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