
天の川流れる星空 '09年6月の八ヶ岳連峰 西岳より
もうすぐ七夕ですね。
お出かけする機会も多い夏の夜。7月の星空と、来る皆既日食の情報などを集めてみました。
ちなみに今年は、ガリレオ・ガリレイによる天体望遠鏡を用いた、初の天体観測から400年目となることを記念した「世界天文年2009」だそうです。
また、もうすぐ七夕ですが、当夜は満月みたいですよ。 もちろん22日の皆既日食もありますね。

今月の夜空を見上げた星座図です。天体観測の予習にもどうぞ。
国立天文台 「ほしぞら情報」 より
http://www.nao.ac.jp/hoshizora/index.html

こちらは七夕の晩9時ごろの夜空。
今月の「天の川」や「夏の大三角形(デネブ-ベガ-アルタイル)」などが観察しやすい、東の夜空をチョイスしてみましたが、下にある「今日のほしぞら」から日時と方角を指定して確認することができます。
なおこのぐらいの時間からこの(やや南より)方角に、月を追うように明るい星(木星)が昇ってきます。 また、もう少し時間が経てば流れ星(みずがめ座・やぎ座流星群:27日が見頃)が見られるかもしれません。
流れ星でも探しながら明け方近くまでねばれば、ひときわ明るい「明けの明星(金星)」と火星が連なるように昇ってくる姿もみられるでしょう。
ただ七夕は満月ですので、天気が良ければ明るい晩となりますが・・・逆にこれら星々を観るには適さないかもしれませんね。 ちなみに月は午前零時(7/8)頃に真南にあるはずです。
国立天文台「今日のほしぞら」 より
http://www.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi
そして、今月22日には国内で46年ぶりとなる日食が起こりますね。

次回は2035年まで26年間起こりませんので、非常に珍しい自然現象の一つ。
なお「皆既日食」は屋久島や奄美大島北部など一部地域でしか見られませんが、「部分日食」は全国で観察することができます。
日本での日食は南から始まり、また「食」の領域も南ほど大きいものとなります。
地名 食の始まり 日食の最大時刻
札幌 10時4分30秒 11時10分頃
仙台 9時59分9秒 11時12分頃
東京 9時55分33秒 11時13分頃
京都 9時47分40秒 11時6分頃
福岡 9時37分39秒 10時56分頃
那覇 9時32分50秒 10時54分頃

'99年8月11日における、皆既日食の経過画像
補足情報:今後日本で見られる日食:「金環食(中心食)」
2012年5月21日 トカラ列島、屋久島、種子島、九州・四国・近畿・中部・東北の一部、関東の大部分など
国立天文台 「皆既日食の情報」
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/index.html
なお、日食の観測では目を痛めないよう、十分な注意と正しい観測方法が必要とのこと。
専門用具を用いない限り、基本的に「投影したものを間接的に見る」のが正しい方法(知りませんでした!)のようですので、リンク先を良く参照されて下さい。
※以前は学校でも使われた「すすを付けたガラス板」「色の濃い半透明の板・サングラス」での観測は間違いだそうです!また、「日食グラス」と双眼鏡のようなものの併用もダメ。※

国立天文台 「日食を観察する方法」
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/obs.html
オマケ「星に願いを」東京ディズニーランドなどで使われている楽曲です。
Frank Chacksfield - When you wish upon a star
なお、世界天文年2009のイメージソングはMISIAさんが歌う『銀河』とのこと。
ライブ情報を含め、紹介しておきますね。
MISIA オフィシャルウェブサイト(注:音が出ます)
http://www.misia.jp/index_main.html
MISIA 星空のライブV 特設サイト
http://misia.ocn.ne.jp/hoshizora5/
国立天文台 より
http://www.nao.ac.jp/index.html
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