2009
07
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2012年 人類滅亡説

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 マヤの暦である共に、占い書でもある 「コーデック」

精密な天文観測などの高度な文明を持ちながら、忽然と消えた中南米の「古代マヤ文明」
そのカレンダーが西暦2012年12月21~23日に終わるとされることから、人類の滅亡論がまことしやかに語られています
根拠とされる古代マヤ暦(長期暦)について
マヤ地域での最古の日付は紀元前36年とされ、現用の暦や数学的概念の発祥と比しても驚異的に高度な古代文明だったことが知られています。
ただし、この地域をスペイン人が征服した15末~16世紀ですら、マヤ文明(=長期計算法)は既に失われており、実はこの計算と解釈自体が「単位の最大値や起点となる基準日も不確定なまま推定した」という点を念頭に置いて下さい。 また「マヤ暦は現代暦よりも正確」とする説も、既に否定されています。

長期暦の計算式をマヤの(変則)20進法に当てはめると、暦の1周期は『1,872,000日(約5,200年)』となります。 「現在」に相当する暦は紀元前3113年8月12日(この開始基準日すら、諸説ある)に始まるとされ、その周期の終わりが西暦2012年12月22日頃と考えることが可能です。
終焉説ではこれを「始まり」と「終わり」としていますが、日付は暦の一巡日でしかありません。 事の真偽や正確性はともかく、これは「今までの終わりであり、新しい始まりである」とも捉えられます。
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高度なマヤ暦を絵で表したもの。  実際にマヤ暦ではこのような歯車の組み合わせで成立する独特のカレンダーがあり、複数の長・短暦が組み合わされることで機能します。 こうして実体化すれば見て判るとおりですが、「長期暦」=「予言」ではなく、計算尺の一部でしかありません。


なお、この説などを原点にした映画「2012」が8月1日から公開されますね。
監督は「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」で知られるローランド・エメリッヒ監督。
定評のある同監督だけあって、迫力のパニックムービーに仕上がっているようです。
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'2012' Trailer HD(予告編)


なお同監督の「デイ・アフター・トゥモロー」は、公開当時は荒唐無稽なおとぎ話と感じましたが、異常気象が多発する今や決して笑い事でもありませんね。 恐らくその理由は、ストーリーの裏にある緻密な科学検証なのでしょう。

公開予告編から、考えうる2012年の「恐れるべき事態」を探ってみました。

ナショナルジオグラフィック「磁気シールドに破れ、太陽嵐の影響懸念」

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=27959626&expand

露シベリア科学アカデミー デミトリエフ博士'98年の論文
"Planetophysical State of The Earth and Life"(リンク先は同論文の英訳とされる)
http://www.tmgnow.com/repository/global/planetophysical.html

予測される事態の概略
今のところ未確定の一説に過ぎませんが、地球をはじめとする太陽系の惑星では近年「未知の大気層と磁場の変化」が観測されているそうです。 これは20世紀以降2.3倍に達した太陽磁場(太陽風)の影響とされ、地球でも従来は全く確認されていなかった事象が観測されつつあると言われています。 (観測手法がなかったとも言えます)

そしてこれらによって将来、地球が惑星規模の大災害に見舞われるという予測があり、近年で最も可能性が高いのが「太陽活動の極大期が始まる2012年以降」と推察されています。
なお、説の一部では「地球温暖化」や「異常気象」の増加も、この太陽風が主要因であると考えられています。



上記説の信憑性はともかく、宇宙開発によって未知の事象は各国で研究されています。
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地磁気シールドによって、地球には届かないはずの太陽風(太陽粒子)が地球に届く理由の検証

参考:Jaxa 「オーロラの起源粒子を運ぶ宇宙空間ガスの渦」 より
http://www.isas.ac.jp/j/forefront/2006/hasegawa/index.shtml


また現実面でも、西暦2012年は色々と激動の年なんです。
現在予定されている、世界の予定事項。

アメリカ大統領選挙  中国の指導部交替  ロシア大統領選挙
フランス大統領選挙 韓国大統領選挙  台湾総統選挙


ロンドン・オリンピック

その他
1月1日 ポーランドがユーロ導入。
1月13日~ オーストリア第1回冬季ユースオリンピック開催。
2月5日 大阪府知事の任期満了
4月10日 Windows Vista(HomeシリーズとUltimate)のサポート期間終了
4月17日 在韓米軍、同日までに朝鮮半島での有事統制権を韓国軍に委譲し、米韓連合司令部を解体。
5月12日-8月12日 (韓国)麗水国際博覧会
5月21(20)日 北太平洋上を中心に、中国、日本、アメリカ合衆国などで金環食観測。
10月18日 世界人口が70億人を突破すると予想される。
11月6日 アメリカ合衆国大統領、上院、下院各選挙投票日
11月14(13)日 南太平洋上、オーストラリアの一部で皆既日食観測
11月28日 オセアニアとロシアの大部分、および北アメリカの一部で半影月食観測
12月31日 京都議定書規定の「温室効果ガス年平均排出量削減目標」が期限切れとなる。

日付未定
陸上自衛隊中央即応集団司令部が朝霞駐屯地からキャンプ座間へ移転。
アメリカ陸軍第一軍団司令部との連携が想定されている。


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