2009
07
16

UNIXは40周年

ATT_Bell.jpg

ベル研究所が1969年夏にUnixオペレーション・システムの原型を生み出してから、今年で40周年だそうです。

Unix_ark.jpg
ベル研発祥のUNIXは、その後のコンピュータOS全てに連なる存在。 Windowsも傍系クローンに相当するかと。

ちなみにインターネットの技術規格書「RFC」の第1号も同年のベル研究所から発表されており、今年は「インターネット40周年」でもあるのだとか。
ブロードバンドの普及から広く市民権を得たパソコン・インターネット事情からは、かなりごく最近の出来事のように思えるのですが・・・その原型については意外に古い歴史があるものですね。

'69年当時は研究所の親会社、AT&Tへの独占禁止法絡みの規制もあり、Unixは当初実費のみでソース配布されたため、学術計算機用のOSとして一世を風靡しました。
現在の「オープンソース文化」へも連なると思いますが、この偶然の事情がUNIXの普及を助けると共に、自由・互助・進取の精神を培う「UNIX哲学」の発祥ともなったようです。
また、1980年代以降には再配布自由・改変自由なUNIXクローンが派生し、現在に至るUNIX系OSの基礎にもなっています。

SnowLeopard.jpg
そうと意識させられることは無くとも、現在最も著名なUNIX系OSが MacOS Xシリーズ

RedHat.jpg
最もポピュラーなLinuxディストリビューションでしょうね。 多数の派生版も存在します。


個人的にも2000~01年ごろのLinuxブーム(第二次ブームだったそうです)でLinuxに触れ、当時ちょっとWindowsに詳しい=コンピューターに詳しい気でいた頃だったので、非常に良い経験になりました。
たぶん一度UNIX系OSで基礎を覚えれば、現存の全てOSが互換品として操作出来るようになると思います。

今やオープンソースによってシステムのみならず、例えばオフィス系のソフトも全て無償で利用することが出来ますが・・・世の中では、それらはむしろごく特殊なモノでしょうか?
ふと思うのは、学校でWindowsやMacといった特定の「商品」を用いたコンピュータ授業を行っている限り、「オペレータ」は育っても「技術者」が育ちようがない気がするってこと。 どこか特殊で難しい存在になりつつありますが、本来システム系では基礎となるはずのUNIX。 その基礎を大学・専門学校で初めて教えていては、少々遅すぎると思うんですよね。



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