2009
07
17

7 へのアップグレードも考慮したWindows選び

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新しい「Windows 7(以下「7」と略)」が初期搭載されたPCまで待つのか?現行モデル+Vistaを買いつつ、クーポンによってアップグレードするのか? はたまたはXPを選ぶのか?

今年度、PC・Windowsを更新希望される方の参考になれば幸いです。
☆購入時期(タイミング)?
そもそも「日常的に購入」される商品ではないので、売り手側の意図する「商戦」に乗ってあげるのがベターと思われます。 「売り手側の意図」といっても、その内幕はメーカー・販売各社が凌ぎを削る争いであり、消費者側にとっては買い得感が強い内容になっているはずです。
具体的には、やはり今夏と冬のボーナス商戦。 なんとなくですが、「7」の販売が確定している(=CMを流すまでもなくニュースになる)今秋より、今夏の商戦に力が入っている気はします。

☆エディションに悩む?
「7」各エディションはVistaより、むしろXPと相似の構成になっています。
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XPのHomeに相当「7 HomePremium」  XPのProに相当「7 Professional」 
XPのMediaCenter Editionに相当「7 Ultimate

Vistaとの相違点は、細分化されたエディションの廃止。 輝かしい最上位版だった「Ultimate」は影の薄いサブセット版にされつつあり、XP時代と同様に「Home」か「Pro」といった、明快な選択が出来るようになりました。

ただし「(内容の引継ぎ)アップグレード」を加味すると、現実には以下のパターンしかありません。(32/64bit数も同一に)
Vista HomeBasic・Premium→7 HomePremium
Vista Business→7 Professional

なお「7」世代からのより難しい選択肢には「32/64のBit選定」があるかもしれません。 広範囲の将来性からは64bit版ですが、逆に一般用途では将来においても32bit版で困ることは特にないでしょう。 迷うなら32bit版で構わないと思われます。

☆Homeか?Proか?
選択が可能なら、Pro版をお勧めしますが・・・一般用途ではコスト上昇に見合う内容ではないかも。
個人的に重視するのは「Complete PC バックアップ」です。 Vistaから搭載された機能ですが、非常に有用。

☆ネットブック・ネットトップでは?
「7」を選ぶ理由は「最新のWindowsだから」に他なりませんが、一部の低価格=低消費電力/低性能PCにおいては、最良とは言い難い選択となります。
ごく大雑把にはCPUにIntel AtomシリーズやVIA Nanoシリーズなどを採用し、メモリの搭載量が1~2GBに留まる製品には、WindowsXPを強く推奨します。 同時に「7」は実質的に「Vista R2」ですので、これら低性能PCにおいては「7」へのアップグレード権も必要性の薄い選択肢でしょう。
なお、本来販売の終了した「旧型だが軽いXP」が選択できることは現時点での一種の特典であって、来年も広く選択肢にあるとは限りません。 「XPを選べるうちに買うべき」かもしれませんよ。


さて、ここまでは市販PC(OSプリインストール+完成品)購入を前提とする内容でした。
コストパフォーマンスや趣味性を追及すると、自作やショップオリジナルのPC、或いはOS単体購入が視野に入ってくるかもしれませんね。
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☆試用なら、タダで使える=RC版を利用する
有効期限としては2010年6月1日ですが、実用となるのは同2月末まで。 テストとしては十分な期間ですし、完成度も高いのでPCとして普通に使えます。 ただし、その利用情報は自動収集・送信によってMicrosoft側(ひいては関連企業へ)へ素通しという事実をお忘れなく。

☆コストパフォーマンスの高いDSP(OEM)版を買う
未だ「7」のDSP版価格は不明ですが、現時点でも「アップグレード・クーポン付き」Vistaの購入によって、事実上「DSP版 7」の購入が可能です。
価格は個々の販売店に依存しますが、Vistaの価格体系によるものか?「HomePremium(=実勢\15,000台後半)」や「Ultimate(=実勢\25,000台後半)」には、XP世代の価格やアップグレード版での価格構成に比すると、やや割高感があると感じました。
XPpro時代とも価格の変わらない 「64bit版のBusiness(=実勢\20,000弱)」が最良のコストパフォーマンスに思われます。

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☆Ultimateアップグレード版を利用する
即日完売した先日の「ほぼ半額」キャンペーンほどのインパクトはありませんが、「7 Ultimate」のアップグレード版には「Vista Ultimate」では有り得なかった対象OSと価格体系があり、割安感が非常に強いかもしれません。 ただし、今後のUltimateには「サブセットモデルという扱いであり、次期Windowsまでに段階的に消滅させる。」という分析もあるようです。


☆なおXPを選択する
XPには2014年までという、VistaのHome/Ultimate版(2012年で終了)よりも長い「延長サポート」期間が存在します。 これにより将来(5年)においても十分な実用性をもったWindowsであることは間違いありません。 業務上など、どうしても利用継続が必要な旧式機材・サポートの終了したアプリ運用には非常にありがたい存在でしょう。
問題点をあげれば、絶版人気を反映して中古価格が高騰していることですね。

その他参考
☆Windows 7の製品版について、MSDN/TechNetメンバーには今後数週間以内にダウンロード提供が開始。
☆RC版から製品版へのアップグレードはできません。
☆Windows 7 の全製品/アップグレード版では、32bit/64bit両方のインストールDVDが同梱されるそうです。


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