2009
07
27

VirtualBoxでVHDを利用する

VHD2b.jpg

昨日紹介の「Sun VirtualBox」の具体的な利用方法を紹介。
ただ普通のVM化では簡単すぎて紹介すべき内容もあまり無いので、マイクロソフト社の仮想ハードディスク・イメージ形式である「VHD」からの利用法を紹介しますね。
マイクロソフトからVHDイメージを拾ってくる

Internet Explorer Application Compatibility VPC Image
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=21EABB90-958F-4B64-B5F1-73D0A413C8EF&displaylang=en#filelist

IE8の試用向けに、いくつかのVHDファイルが提供されていますので、ありがたく使わせていただきます。
今回は単なる実験試用なので小さめの「IE8-XPSP3.exe (474MB)」を選びましたが、回線がプア?なのか帯域制限なのか?ダウンロードには恐ろしく時間が掛かります。(30~40分・各種ダウンローダーは試していません)
また、何かの対策?IE以外では最後の最後に失敗する仕掛けのようなので、IEで落として下さい。

VHD.jpg
なお、展開される「XP SP3 with IE8 2009-Apr.vhd」ファイルは1.39GBとなりますので、一時展開場所等には多少留意が必要かもしれません。

現在提供されているVHDファイルは XPが8月31日まで、Vistaでは120日間の試用となります。
継続提供されるのかは不明ですが、今のところ期限が来る度に新規に再延長されたVHDが提供されている様でした。
ちなみに同社サイトでは「VHDファイル」として関連付けたリンクを避けているようですが、少し探すとServer2008などのVHDも存在します。

VHD2.jpg
最終的には起動ドライブとして利用するため、展開したVHDファイルを C:\Users\ ユーザ名 \.VirtualBox\HardDisks に移動させます。
VHD3.jpg

「新規」作成時には、仮想HDDの作成ではなく、このVHDを直接指定。
VHD_VT.jpg

VHD4.jpg
展開時には大きく感じるVHDですが、実際サイズは小さいというメリットがあります。


なお、VHD利用時の限定・必須ではありませんが、VM WindowsでDirectXを利用するため、設定画面で「3Dアクセラレーション」を有効にしておきます。(「GuestAdditions」の追加前なら、起動や設定後でも可)
VHD_VT2.jpg
起動+「GuestAdditions」導入後、仮想マシンに以下をインストールすれば(ハード要件:OpenGL対応グラフィックス)DirectX9相当のアクセラレータが効きます。
マイクロソフト「DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ」
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=2da43d38-db71-4c1b-bc6a-9b6652cd92a3&displaylang=ja



必須な事前準備
なお、VHDファイルはそのままVM起動ドライブであるため、本来はそのまま「起動」なんですが、ある「トラップ」がありました。
SP3のインストールディスクをお持ちなら手元に用意、(かつVMのDドライブもローカルドライブに設定)なければ以下もダウンロードしておきます。
Windows XP Service Pack 3 - ISO-9660 CD Image File
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=2FCDE6CE-B5FB-4488-8C50-FE22559D164E&displaylang=en
ファイルは C:\Program Files\Sun\xVM VirtualBoxに保存し
VHD8a.jpg

予めVirtualBoxにマウントしておけば、初回「トラップ」に即対処できるでしょう。
VHD8.jpg




起動時の「トラップ」
構築済みイメージのVHDには、インストールの手間がありません。 そのまま起動すると・・・・
VHD9.jpg

途中でディスクイメージ(SP3ファイル)をよこせと叱られ、さらにいくつかのドライバも無いとして、怒涛のPlug and Play画面が押し寄せます。
VHD6.jpg

VHD7.jpg
Virtual PC上では問題ないのでしょうか?よく判りませんが、とにかくVMとして単独試用が出来ないよう仕込まれた、トラップとしか思えません。
SP3のインストールメディアがあれば必須ではありませんが、ネット上のみで完結する紹介とするため、先のSP3のイメージファイルをマウントした次第でした。

取りあえず初回起動のトラップは全てキャンセルで乗り切ってもらい、SP3をインストール。再起動で全て問題なく認識・動作するようになります。

ファイル名は「XP SP3」のはずなんですが・・・どうやら「まじんのよろい」だったようです。


VHD_JP.jpg
SP3 と GuestAdditionsの導入により、利用環境となったVM。 たまたまMUIを持っていたので、日本語環境にしてみました。

MUIを持ってる方向けの、SP3用アップデートパッチ
Windows XP Service Pack 3 MUI Pack Update
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=D3F8F6AB-84F1-4095-8709-DF509B1BEE22&displaylang=en&displaylang=en


その他の「トラップ」
なお、デフォルトでは接続キーボードの種類を問わず、「101/102 配列(英語Key)」が選択されます。
同キーボードの愛用者なら良いでしょうが、日本語キーボード利用者には思わぬトラップ。
VHD10.jpg
デバイスマネージャーからキーボードの「ドライバの更新」→ (中略)「一覧または特定の場所からインストールする (詳細)」→「検索しないで、インストールするドライバを選択する」→「ハードウェアの更新ウィザード」上で「互換性のあるハードウェアを表示]」チェック ボックスを「オフ」にし、→「(標準キーボード):日本語 PS/2 キーボード (106/109 キー Ctrl + 英数)」を選択します。

既定のまま利用する方には関係ありませんが、同VMではいくつかの独自レジストリ値も確認。
Adimin・IETester(初期設定のユーザ名)ともにパスワード設定されており、かつ初期ユーザで自動起動するように設定されています。 プロファイル関係を弄る際は、同設定も変更しないと起動できなくなりますよ。

できるWindows XP SP3&SP2対応 基本編完全版
法林岳之 一ヶ谷兼乃 清水理史 できるシリーズ編集部
インプレスジャパン
売り上げランキング: 36518
スポンサーサイト

«  | HOME |  »