2009
03
06

大人の為の「白雪姫」ガイド

     SnowWhite.jpg

ディズニー映画 『白雪姫』 (ブエナビスタホームエンターテイメント)から、名場面を拾ってみました。
ただし、「残念な思考の」の解釈です・・・。 「この世でいちばん美しい人」
という検索ワードのトップにHitした 魔法の鏡に告げられたことから、女王様の逆鱗に触れ、森に捨てられる白雪姫。

命からがら逃げた姫。動じることなく小鳥たちに
「私ひどいめにあったの。どうしたらいい?」
アブナイ独り言を 尋ねたかと思いきや、答えは待たずに

「こういうときは歌えばいいのね」
と歌いまくります...。やや不思議な雰囲気を持った娘です。


さらには、興味本位で寄って来た 男ども 動物たちに
「寝るところはないかしら? みんなと違って地面はダメ」
との高要求を突き付けたあげく

「あるの? 連れてって」
とのご命令。
男たち 動物たちを見つけた瞬時に、周囲を完全に自分ペースに巻き込む姫。
男性なら警戒し、女性であれば見習うべき点かもしれません。


案内されたのは、草食系男子 小人たちの家。
勝手に無施錠の留守宅に上がりこみ
「ずいぶん だらしない子どもたちね」
などとの暴言を吐くやいなや
「お掃除したことがないのね。 お母さんは何を教えてるのかしら? あ、それともみなし児? 可哀想な子たち……」
と、独り妄想街道を爆走します。

そして、興味本位に群がる男ども 動物たちを下僕のように使い、押しかけ女房のごとく掃除をしまくる姫。なかには角をハンガー掛けがわりに使われる鹿もいるが、誰にも文句は言わせません。

あげく、勝手に小人たちのベッドを占拠して爆睡。帰ってきた小人たちが見つめるなか、目を覚ましても慌てず騒がず、もちろん詫びることもな
「よろしくネ!」
の一言で済ませます。

翌日からは、自分の名は名乗らないままに
「アナタはねぼすけ、あなたはクシャミだわ」
と、その外見・雰囲気のみで、ズバズバあだ名を付けてしまう傍若無人ぶり。

キッチンを我が物顔で使い、小人たちに
「手を洗え」
と説教。

7人分もの寝室を独り占めした上、涼しい顔で
「いい夢をね」
と言ってのける姫。
すべての人に愛されることが当然と思っている姫には"不法侵入"も"押しかけ家事"も"寝室の占拠"も、歓迎されて当たり前なんです。

一方では、仕事に出かける全員の頬にキスしてみせ
「もうダメよ」
じらす態度に、彼女が単なる美形の不思議ちゃんでない実力を伺い知ることができます。

いつまでも検索ワードのトップにHitし続ける そんな姫も、一度は毒リンゴで倒されてしまいます。

しかし王子の迎えで目を覚ますと、自分をずっと住まわせてくれた小人たちには、あっさり
「さよなら」
を告げます。
そこには湿っぽい別れも、惜別の情もまるでありません。
観ているこっちが気持ち良くなるほど清清しく、彼らを踏み台にして旅立つ姿が。


しかし姫は「この世で一番美しい人」。踏み台にされてこそ、彼らも輝くというものでしょう。



これは昔々、まだ人々の願いが叶った頃のお話です。
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