2009
08
12

Web情報って、どれぐらいアテになるの?

img_monitor.jpg

ブログを書き始めて数ヶ月。
ただ眺めていた頃には判らなかった(気にもしなかった)ネット上の情報について、語ってみたりします。
たまたまですが、今回の具体例はコレ
テクノバーンのムック引用記事

「犬の中でもっと利口なのはボーダーコリー、反対はアフガンハウンド」という記事
http://www.technobahn.com/news/200908101911

8/12日午前の「Most Popular」記事では、先日紹介した火星の話題と共ににトップ3を飾っています。
Techno_MostPopular.jpg


ただ・・・、先日の火星にまつわる記事の件でも触れましたが、追跡確認してみると情報の裏(ソース確認)を取っていない(もしくは「意図して表記していない」)記事と思われました。

実際に本を持っている方ならご存知だと思います。
記事はStanley Coren氏の2005年著作
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の一部引用であって、最新の研究結果などではありません。
(そういう主旨の記載ではないので、決してウソでもありませんよ!)

「Technobahn」さんは、サイエンスやテクノロジーに特化したニュースサイトなので、個人的には愉しく眺め・大いに参考にさせてもらっています。
その点は今後も全く変わりませんし、だいたいこの手の「元情報を一切検証していない・伏せている」と思われる記事は、他の日本有数の著名ブログ・サイト上に幾らでも見掛けます。

ただ同時に、これらの著名サイトに並んだ情報は膨大な個人ブロガー(私もその一人ですが・・・)などに即引用されるため、場合によっては「同様語句でのWeb検索そのものが、同じ内容=信頼性が低いままの情報に塗り固められる」という現象が起こるんですよね・・・。


でもまぁ、現実にはそういった記事の多くが「(真偽性などより)一過的な話題性を重んじる」スポーツ紙のゴシップ話のような内容。 ぶっちゃけ「楽しく読めればどうでも良い記事」が多いのですが。


・・・ふと、ブログ始め、さらに自分なりの言葉で書こうとし始めて、気付いたことがあります。
多様性・速報性、あるいはイメージの先進性から「ネット発信の情報」に押されがちですが、新聞(出版)・テレビなど旧来から長い年月で確立された情報発信プロ組織である彼らの、その能力の高さとセーフチェック機能の確かさです。
(そりゃまぁ全能でもないけど、少なくとも「不確かな情報の垂れ流し」であるネット上だけの発信源よりは数段レベルが高い)

上記で触れた検索結果の事情もあり、ネットで情報を探ろうとすると、似たような「出来上がった話」ばかりにたどり着く。その点、今回Technobahnさんが記事にしたように「書籍」からの情報を扱えば、たとえ情報が古くとも、かなり独自性の高い確かな記事となる。
自ら参加していながらナンですが、多くのネット情報なんて、PCとネット上で完結する世界以外では、大して価値が無いのでは?という心境です。

また、不景気の影響大と思いますが、最近は情報系サイトの多くが「独自の情報性」ではなく「スポンサーの意向」に沿った商業雑誌的な内容に変貌しつつある気がします。 それって・・・カタチが入れ替わっただけで、先進性どころかむしろ旧来の、しかも安っぽい大衆メディア形態への追随・後退でしかないと思える今日この頃。

古代ローマ市民が「パンとサーカス(panem et circenses)」を渇望したように、人は単に新しくて刺激的なものを好むだけなのかもしれません。
もちろん私も一般大衆なので、大いに「サーカス(ネット&PC)」を楽しみますけどね。

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