2009
09
03

これが「食」の現実。 生きたまま粉砕されるヒヨコたち

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米国のとある鶏卵の孵化場内で、孵化したばかりのヒヨコが生きたまま粉砕機にかけられるなど、衝撃的な映像が動物保護団体によって秘匿撮影→ネット上に公開され、物議を醸し出しています。
情報投稿者によれば、公開したのはシカゴに本部を置く「動物保護団体メルシー・フォー・アニマルズ(Mercy for Animals)」の活動家で、5~6月の間の2週間に米国内の「孵化場」で秘匿撮影した模様。

注:映像には分別され粉砕機に落とされる雄雛や、卵皮の傍らで死んでいく「弱った雛」などの、衝撃的な内容が含まれます。

Undercover Investigation


同団体によれば「雄は産卵できず、鶏肉になるまでには時間とコストが掛かるため、このような扱いを受ける。」とのコメント。
なお、 生産関係者からは粉砕機による瞬間安楽死は、獣医学界と科学界の支持を受ける「通常の方式」との談があった模様。

AFP BBニュース「生きたまま粉砕される雄のヒヨコ、愛護団体が衝撃映像を公開」より
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2636985/4525214


実際に映像を見せられると、ヒヨコの可愛らしさゆえに「あぁ酷い扱いだなぁ」とか「かわいそうになぁ」とか思っちゃいますが、知らなかった(あえて知りたくもない)だけで、「安全で品質の高い、種鶏ヒナ生産」の現実なのだろうとも感じます。

なお映像を公開された会社は、この道で70年以上もの遺伝学上の先端・優良な種を生産する世界でも有数の企業であり、日本でも同社の種鶏は膨大な数が出荷されているようでした。

同社及び、国内扱い会社資料より
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国内参考資料
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ちなみに、出荷される雌雛について、同運動家は「くちばしは割れ、1箱に100匹が詰め込まれた状態で出荷されるなど、何週間にもわたる残虐行為と監禁状態に耐えている」と主張しているようですが・・・

「くちばし」の件は「デビーク(断嘴:Trimmed Braek)」じゃないのかな?

同社資料より
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ネット上で確認した養鶏資料より
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傍目には残虐ですが、同社は酷い悪質業者などではなく、我々消費者は彼らの技術開発(商売ですが)によって「品質の高い鶏卵」を安価に得ていることになります。

告発が「動物保護団体」による、扇情的なものであることはお忘れなく。

彼らは食料品販売業者に対し、「警告――雄のヒヨコは生きたまま粉砕されています」とのラベルを卵のパッケージに貼って販売するよう呼びかけているそうです。


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