2009
09
26

世の中が紅く染まる。オーストラリアの砂嵐

Red_Sydney6.jpg

23日早朝より、オーストラリア南部では大規模な砂嵐が観測されました。
この赤~オレンジ色に染まった画像は加工したものではなく、現実の光景なんです。
Red_Sydney1.jpg
この砂嵐により、シドニーでは23日朝~昼にかけ辺り一面の光景が赤から濃いオレンジ色に染まるという、およそ日本では想像できない現象が起きていました。

Red_Sydney4.jpg
現象は乾燥した内陸部で上空に巻き上げられた砂ぼこりが強風により吹き寄せたためで、当地の報道によれば、少なくともこの70年間で最悪の「ダストストーム(砂ぼこりの嵐)」とのこと。

Red_Sydney.jpg
保健当局は住民に対し、必要なければ外出を控えるよう通達を出した模様。

Red_Sydney3.jpg
もちろん極端な視界悪化から、各種交通機関には大きな影響が発生。
Red_Sydney5.jpg

Red_Sydney2.jpg
なお、シドニー市街を紅く染めたこの砂塵は、お昼前までの強風によりほとんどが吹き流されたそうです。

flichrより "Red Dust"
http://www.flickr.com/photos/plasticbag/galleries/72157622310168099/

日本だと黄砂の影響から「空がやや黄色っぽくなる」ぐらいはありますが、目を疑うほどのこんな光景にはお目にかかれませんね。 オーストラリアではここ数年にかけ、大規模・長期に渡る干ばつなどの異常気象に見舞われており、それらの影響が大きいのかも知れません。


非常に珍しい現象と思っていましたが・・・映像を探したところ、驚くべきことにオーストラリアではやや頻繁にある気象現象の様子。 大半が乾燥した大地を持ちながら、その周囲には市街もあるオーストラリア大陸ならではの現象観察なのでしょう。

Red...September?!?

'08年9月のブロークン・ヒル市内より。 映像に混じる、撮影者の「何もかもが赤い」という言葉が印象的。

Broken Hill Dust Storm - 22 Sept 2008

同じ地域の映像。 強い降雨と共にこの"色"というのは、何とも不気味な感じ・・・。


Broken Hill Dust Storm Australia

こちらは'07年10月のブロークン・ヒル~ウィルカニア間での映像。
まるでハリウッド映画のCG映像のよう・・・。
同地域では寒暖の差が激しく、砂嵐は一般的な自然災害とのこと。 加えてそんな内陸部に街があることが、こうした映像がネットを通じて伝わる最大の理由なのでしょう。

ブロークン・ヒル=乾燥した不毛の土地だったが、世界最大の埋蔵量を誇った銀などの採掘と共に繁栄。 近年はほぼ掘り尽くし、今はその名残を観光地として残すようです。 市街より少し離れた小さな町「シルバートン」近郊が、映画「マッドマックス(1979/豪)」の撮影地とか。


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