2010
01
06

StartMenu Docklet x64版を作ってみる

Free_ObjectDock.jpg

私の Windows デスクトップでは「 StardockのObjectDock 」を使っています。
ランチャとしての美点の一つには、 Windows 標準の「スタート メニュー」がそのままドックレットの位置に表示出来る「 Startmenu2 」があったんですよね・・・。
ただし、同ドックレットは x64 に対応しないのが悩みのタネでした。

未だに更新・対処法はないのかとWeb検索してみたら・・・ヒントがありました。
組み合わせワザ・以前のように「Windows標準の内容がそのまま」とは行きませんが、取り敢えずは解決したのでご報告。
考えてみたら「 Startmenu2 」の開発者さん=独自デスクトップランチャ「 AveDesk 」の開発者でもあるんですよね。 もういくら待っても更新されない気がします。
それはともかく、幾つかの海外サイトで「 x64版で動作するスタートメニュー(スクリプト)」というのを見かけました。

ドックレットの作り方なんて知りませんでしたが、要はスクリプトファイルをドラッグ&ドロップするだけでドックレットになる様でして、シンプルなスクリプト内容は単純に「Windows標準のキーボード ショートカットを使ってスタートメニューを呼び出す」だけ。
(驚いたことにドックレット化すると、x86 版では Startmenu2と全く同様の動作でした。)

ただしx64版の場合、そのままでは「タスクバー上のボタン位置に呼び出される」ので、ドックレットとしての利便性が今ひとつ。 しかし、動作仕組みに理解のなかった私にとって「スクリプトファイル=ドックレット」というのは灯台下暗しでした。
ならば、「ホットキー起動できるスタートメニューランチャと組み合わせればイイじゃん!」ってな訳です。
(ランチャを変える訳ではありません。気に入っていますし、設定類のバックアップも効く ObjectDock を活用する方向です)

用意するもの
※各種カスタマイズされている方には当然の事例だと思いますが、下記は全て「フォルダオプション」の表示タブ「隠しファイル~を表示する」にチェック、「登録されている拡張子は表示しない」チェック外しが前提です。
また、必要なら各種アーカイバ(解凍ソフト)も用意すること。


◎ホットキー呼び出しのスクリプト
下記をメモ帳にでもコピーし、.vbs ファイルにリネーム⇒ファイルを ObjectDock 上へドラッグ&ドロップするだけで(標準スタートメニュー呼び出しの)ドックレットそのものになります。

Set WshShell=Wscript.CreateObject("Wscript.Shell")
WshShell.SendKeys("^{ESC}")

なお、上記スクリプトでのファンクション キーコード(=二列目の"^{ESC}")は「Ctrl+Esc」=スタートメニューですので、利用のランチャ起動ホットキーにあわせ任意に変更して下さい。

構文上のキーコードは以下を参照。

特殊キー
☆ BackSpace = {BS}
☆ Break = {BREAK}
☆ CapsLock = {CAPSLOCK}
☆ Del = {DEL}
☆ End = {END}
☆ Esc = {ESC}
☆ Home = {HOME}
☆ Insert = {INSERT}
☆ NumLock = {NUMLOCK}
☆ PrintScreen = {PRTSC}
☆ ScrollLOCK = {SCROLLLOCK}
☆ Tab = {TAB}

ファンクションキー
☆ F1 = {F1}
☆ F12 = {F12}

組み合わせ使用
☆ Shift = +
☆ Shift = +
☆ Ctrl = ^
☆ Alt = %



◎ホットキー起動の可能なフリーの「スタートメニュー」ランチャ
Web検索からピックアップ テストしてみて、指向性が多少違う2種を選びましたが、その他お好みでどうぞ。

その1. 「 LR-Menu 」
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se037579.html
LR-MENU 1.30 直接ダウンロード URL
http://www.vector.co.jp/download/file/win95/util/fh234182.html

金成 直樹さん開発。 Win9x時代からの歴史ある軽量アプリですが、x64 Windows 7 でも動作します!
ただ、「LR-MENU(自動インストール版)1.30」はX86 Vista上だとエラーが出つつも展開できますが、 x64 Win7上では展開出来ませんでした。
「LR-MENU1.30(LZHアーカイブ版)」を選択し、解凍ののち「Program Files(x86)」上に置いて下さい。

基本的にシンプルな「スタートメニュー プログラム」表示なのですが、ファイル内リンク表示可能・多少の任意設定も可能。 それはそうと、擬似スタートメニューとして使うには「コントロールパネル」が足りない事に気付きました。

Windows Vista/7共通、以下によりショートカットが得られます。

Windows 7 「コントロールパネル」のショートカット作成方法
スタート>コントロールパネルを右クリックして「デスクトップに表示(S)」を選択。
(デスクトップ上から消したい時は、同上「デスクトップに表示(S)」チェックを外す)

機能的にはコレだけでO.Kな気もしましたが、ややスマートじゃないのでスタートメニューに入れます。
デスクトップに表示されたアイコンを右クリックして「ショートカットを作成(S)」。
出来たショートカットは「C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs」に置けば反映されますが、たぶんスタートボタンへドラッグ&ドロップしても良いでしょう。

※1/9追記 
上記はやや遠回りな設定方法かもしれません。 普通にコントロールパネルを表示⇒アドレスバー(リンク)をコピー⇒ドックレットリンクにペーストすれば、単体の「コントロール パネル」ドックレットとして設定可能ですね。
Task_Docklet.jpg
(アドレスバーのコピーは見かけ上「コントロール パネル」というテキストだけに見えますが、特殊ホルダーへのディレクトリ・リンクが含まれています。= Win 7での取得値『コントロール パネル"::{26EE0668-A00A-44D7-9371-BEB064C98683}"』)


ついでに、最近話題となった通称「 GodMode 」フォルダのドックレット設置法も追記

私の環境例として、フォルダ名称=「HAL9000」とし、Cドライブ直下に設置しました。
新規フォルダ作成= HAL9000.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}

ドックレットとしての「リンク先」
C:\HAL9000.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}
GodMode.jpg
x86 Vistaと、x64 Win 7 にて確認済み。 なお既知の情報によれば、x64 Vistaでは「 GodMode 」フォルダそのものが非対応(クラッシュする)とのことです。




LR_Menu_Win7.jpg
「小アイコン」(右)と「中アイコン」での動作状況。 当然クリック位置で起動します。



その2. 「 Orchis 」
http://www.eonet.ne.jp/~gorota/index.html
Orchis Ver3.06 直接ダウンロード URL
http://www.eonet.ne.jp/~gorota/orchis/cab/Orchis306.lzh

小物創作所さん開発の美麗表示で詳細設定が可能な素晴らしいランチャアプリなのですが・・・・
Orchis_Win7.jpg
Aeroな表示と多機能。 ただし表示位置と内容は、要自己設定。

・実用上はほとんど問題なさそうだが、未解決のバグ(らしきもの)が幾つかある。
・多数の設定項目は嬉しいが、逆に主だった部分の設定・操作において直感性に欠け、かなり使い辛い

という感慨を持ちました。
しかしこれほどのアプリを無償で使わせてもらうのですし、そもそもNT6.1には公式未対応のアプリ。
公開して下さっている開発者さんへ感謝の念を忘れず、自己の管理責任によって利用設定して下さい。

なお以下のWeb特集記事を読んでおけば、インストール・初期設定時の参考になるかもしれません。

IT Pro 注目のフリーソフト/シェアウエア 2008/11/13付けより
『よく使うプログラムを素早く起動できる「Orchis」 』
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081110/318882/


いかがでしょうか? ObjectDock 愛好者の方は、もうこれで x64 版 Windows への移行も心残りがありませんよね?
なお紹介の「スタートメニューランチャ」はテスト時間の都合もあり30分程度で検索収集したものなので、他にも良いものがあるかも知れません。 各自でお試し下さい。



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