2010
02
11

IAサーバ電源を PC用に改造

PowerUnit.jpg

PC部品の整理をしていて見つけました。4~5年ぐらい前だったかな?
当時 Pen4世代の登場~OCなどから急激に+12V系の性能要求が高まり、電源絡みのトラブルが多発。
市販 ATX 電源のあまりな不甲斐なさに、IA サーバの電源をPC用に改造したお話です。
数年の経験を持つPC自作ユーザなら「電源絡みのトラブル」は、誰もが一度は経験してるかも。
コストとスペックのせめぎ合い? 市販電源にはイマイチな製品が多く、しかもブラックボックス的なその内容は「ブランド」も「価格」も「表記スペック」も大して良品選定の参考にはならないんですよね。

何度もの市販品購入&短期間でのトラブル発生でアタマに来て、電源そのものを自作しようかとも考えましたが・・・やたら大型になる上に、コストパフォーマンス的にはイマイチ(と言っても、"高級"とされる電源市価とは大差ないケド)。
そこでふと、大きくて外付けにしても良いなら、ラックやタワー型の本格サーバ電源を使ったらイイじゃんと思ったのがコトの始まりでした。

結論を言えば、当時何故か2k円程度で投げ売りされてたバックプレーン付の新古リダンダント電源を購入。
具体的にはIBM xSeries 232系の電源ユニットのようでしたが、 ATX規格に準拠する出力があり、ピンアサインを調べ配線加工することで「市販の最廉価電源より安く、市販のどんな高級電源より高性能な電源」がゲットできました。

・・・ただし、バカみたいに巨大でファンも五月蝿いんですけどね。


リダンダントユニット腑分け図

AA20790_a.jpg
半導体リレー連結することで ATX電源も簡単に 2重化できるけど、そもそも3万円以内で買えるような市販品には、こんな贅沢な造りの電源自体が存在しないかも。 このユニットも定価だと76k円ぐらいしたようです。

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もともと IAサーバ用なので「ホットスワップ」とか「オートリスタート」なんて過分な機能もあったりしますし、贅沢な設計の基板は、リップル・ノイズ対策も完備。 むしろパソコン用というより、自作ファイルサーバ・NAS用などで活躍できる性能かもしれません。
ちなみにこのユニットに限って言えば、起動ファン・エラーは回転パルスを騙せば回避可能=ファン交換や接続ファンなし(発振回路は必要)でも運用できます。
まぁ面倒だし、基板の展開に見合ったケース新設となるとさらに大型化するので実行していませんが。


バックプレーンと品番な図

Backplane.jpg
単純計算で+12V=40Aぐらい、+3.3V / +5V系は使い切れそうもない容量。 変換ケーブル類などを使えば、制作から数年経った今でも ATX12V v2.2だろうが EPS12V 2.91規格だろうが対応します。

ただし、超巨大
AA20790ATX.jpg
手前は ATX規格な電源BOX。ユニット単体での容量はさほど変わらないけど、×3基にバックプレーンで巨大かつ重量約 8kgと、電源単体なのに小型 PC並・・・。

最近この手の IAサーバ用電源は専用化が進み、+12Vのみなどそのままでは流用が効かない製品が多いかな。 まぁその代わり、超廉価なPCタイプが多いので電源の流用自体はもっと楽かもしれませんね。

ちなみに自作初心者に市販品を勧めるとしたら『必要最低限な容量を持ち、かつ、なるべく安くて人気の商品を狙え。』と言うでしょうね。 安くても一年程度の保証がある品も多いし、故障したり容量が不足するなら同様に「今安い」品を買い換えるのがコストパフォーマンス・更新の著しい PC機器では、最良の選択と思えます。
なお、トラブル発生時に「電源起因とする切り分けが難しい」「仮に初見でも原因追求につまずく」としたら、正直その人は自作に向きません。 ネット通販が当たり前の昨今、DELLやショップオリジナル系などの廉価な完成品を強く推奨します。


RAIDでもなく、PCIexpress電源不要グラフィックな構成なら、これで十分かも。
幾つか眺めてみましたが、売れ筋?の500~600wクラスは価格とスペックが吊り合わない気がしました。
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