2010
04
24

IME 2010 を試用してみた

IME2010_PR.jpg

4 月 22 日、マイクロソフト社は 6 月 17 日の「 Office 2010 」一般発売(企業向け VA 提供は 5 月 1 日から)に合わせ、次期日本語入力ソフト「 IME 2010 」を「 Office XP 以降のユーザー向け」に無償で単体ダウンロード提供すると発表してますね。
β版ではありますが、 Office 2010 は昨年末より(今月末まで)試用提供されてますので、簡単にチェックしてみました。
Office14_Pro.jpg
Office Professional 2010 (β版)
http://www.microsoft.com/japan/office/2010/beta/default.mspx
よりダウンロード (要: Live ID 登録 、注: Office Home and Business には IME 2010 非同梱


OnlyIME2010.jpg
なお、インストール時の選択により「 IME のみ」も可能です。


さっさと結論を言うと、( Office )IME 2007 SP3 って感じ。
さして高速でもなければ、特に変換が「お利口」という気もしません。 全くもって「世代なりのマイナーチェンジ」という印象でした。
まぁ Windows Vista SP1/2 が Win 7 になったレベルと一緒、と言ったら良いかな。


IME 2010 で不具合発生
個人的な環境の問題?とは思いましたが、何故か入力モードの変換が全く出来ず、常に「無変換」=「変換モードの設定変更を受け付けない」という現象が起きました。(他の IME では発生しない)
IME14_trouble.jpg
「プロパティ」⇒「その他」タブの「詳細なテキスト サービスを使用しない(N)」

選択することで一応の不具合解消はしましたが、それだと旧来の言語バーになる(タスクバーに入らない)上、他の IME との利用整合性もなくなる。
一般的な PC 利用環境を想定すれば、インストールするだけで発生するのは「深刻なトラブル」と感じた次第。


Office 2010 でも不具合発生
「 2007 そっくり」という印象でしたが、「アンインストール出来ない」というトラブルもこれまた同様。
Office14_Troble1.jpg
このエラーコメントのみで一切のフォロー無し。 セーフモード実行もダメ

Office14_trouble.jpg
一応、 Windows 側では再試行を促すが・・・・ダメなものはダメ


旧バージョン Office を利用しているが「ちょっと試用してみたい」という方は「(簡単には)後戻り出来なくなる」覚悟が必要かも。
個人的には「試用インストール」しない事を推奨します。


ちなみに私は「システムの復元」を使い修復しましたが、検証を兼ねて再インストール⇒ Office 2007 でのトラブル解消を参考(以下リンク)に、手動でファイル・フォルダ及びレジストリの削除を行っても O.K でした。

参考リンク
マイクロソフト サポート オンライン より
[プログラムの追加と削除] 機能を使用しても 2007 Office システムをアンインストールできない場合に手動でアンインストールする方法
http://support.microsoft.com/kb/928218/


ちなみに、新旧・他社 IME との比較で感じたのは、旧世代 IME 2003 ( Windows Vista / 7 標準とも同系)の文節認識が割と適切で軽快感があり、意外に使い易かった点。
ごく一般的な文章入力なら、 Windows に標準のもの( IME 2003 世代の Ver.10 系)で必要十分じゃないの?という感を強く持ちました。

( Office ユーザー向けの)無償提供は、恐らく「 Google 日本語入力」の影響でしょうが・・・これといった「ありがたみ」は特にありませんねぇ。
Office 利用環境下ではそれなりに機能向上かもしれませんが、独特ながら卓抜の語彙を持つ「 Google 日本語入力」と標準 IME を適時併用でもすれば、 IME 2010 にこれといった優位性があるとは思えません。


ATOK と比較したら?
この手比較には良く「 ATOK 」シリーズが挙げられますが、個人的に ATOK には独特の操作・動作感があり「慣れたユーザー」がビジネス・公的文書作成において利用する場合においてのみ、そこそこ有効な製品と思っています。
一昨年 2009 バージョンを購入して半年ほど使用しましたが、「自然な操作感」とは言い難く、「慣れるまでの辛抱・・・」と思って頑張ったものの、結局イライラして利用停止しました。
標準 IME 群とそれに慣れたユーザーには、比較対象とすらならない「専用の製品」と感じますし、「変換」能力に関しても、独自の辞書・変換様式を構築していけば済む( IME ではなく、ユーザー語彙の)問題と感じます。


ちなみに、私は現在「 Google 日本語入力(これも現状はβ版)」を常用。
未だ変換語彙に「?」を感じる部分も多少ありますが、動作不満は一切なく「他に無い独自の語彙変換」などが驚異的に優秀でして、試用のつもりが完全常用(当ブログ記載にも数カ月前の公開時より利用中)になってます。





なお通常版 Office 2010 Personal の標準価格は 2万9800円、 Home and Business は3万4800円(税別)とのこと。
買い替えが必要な方は、アップグレード版で十分ですよね?
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