2012
01
29

高齢者向けの、コードレス・テレビスピーカー

AT_SP330.jpg
オーディオテクニカの AT-SP330TV
同社製品としては、昨年 2 月発売となった比較的新しい商品です。

耳の聞こえが悪くなった、おばあちゃんのために買ってみました。
他社にも複数の同系製品がありますが、決め手は的を絞った機能と価格。

半信半疑でしたが・・・コレがまた、実に素晴らしい!!

この用途において、価格や使い勝手など、恐らくコレが現時点の最強に思えます。
こういった製品をお探しの方へ向け、実使用レビューをお届けしてみますね。


○製品概要
メーカーサイト製品紹介ページ
audio-technica 赤外線コードレススピーカーシステム AT-SP330TV
http://www.audio-technica.co.jp/products/dj-plus/speaker/at-sp330tv.html

ごく簡単には、赤外線方式のテレビ向けコードレス(アクティブ)スピーカーです。

主構成:受信スピーカー「 AT-SP330R 」&トランスミッター「 AT330TX 」
AT_SP330_all.jpg
※ AT-SP330R には、単三電池 x 4 (別売り)が必要となります※

その他:トランスミッター用 AC アダプターと、音声信号の接続 / 変換ケーブル
SP330_Line.jpg

listening_area.jpg

最大 7 m(周辺 45 度角では約 2 m )の範囲内で、テレビ音声をスピーカーで遠隔再生します。
音声を明瞭にする補正機能「はっきり音」機能も搭載。

なお、(電池以外)使用に必要な構成は揃っていますが、テレビ側端子の位置や種類、あるいはテレビ本体と外部音声出力の同時再生方法を事前に確認しておくと良いでしょう。


○接続方法
SP330TV_Line_in.jpg
お使いのテレビによりますが、基本的には「テレビ本体と AT-SP330TV の両方から」の再生が可能です。
聞こえの異なる同居家族と共にテレビ見るには、これが重要ですね。

一番単純なのは「 2 」の方法で、「ラインアウト」あるいは「音声出力」 のRCA 端子に、付属「変換コード」+「接続コード」を接続します。
もし、 プレーヤーやレコーダーなどを経由したテレビ視聴が可能であれば、テレビ本体に端子がなくとも、 RCA (付属の「変換コード」)接続が可能と思われます。

参考画像
RCA_pin.jpg
「 RCA 端子」の形状はコレです。(赤・白の端子色に合わせて接続)

ただし、最近はラインアウト(アナログ音声)出力を持たない、あるいは他の機器が HDMI 入力されていると同時音声出力されない場合があるようです。
その際は「 1 」の接続となります。(もちろん AT-SP330TV のみの出力で良い場合も)

一方でこれまた最近のテレビでは、端子の省略化に伴いヘッドホン(イヤホン)端子とテレビ本体の同時出力させる機能をもっている場合もあります。
よって「 1 」の接続でも、音声の同時出力が可能かも知れません。
詳細はご利用機種の取説参照が基本ですが、以下に主だった国内メーカーの概略設定を挙げてみますね。

◇東芝
リモコンの「クイック」→「音声設定(決定)」→「ヘッドホンモード(決定)」→「親切モード(決定)」
(ヘッドホン端子が 2 つある場合は、「右側」に接続だけで O.K )

◇ソニー
リモコンの「ホーム」→「出力」→「設定」→「音質、音声設定(決定)」→「ヘッドホン使用時設定(決定)」→「スピーカー・ヘッドホン併用(決定)」

◇シャープ(リモコンは「メニュー」と「ホーム」の二種)
リモコンの「メニュー」→「機能切換」→「ヘッドホン設定(決定)」→「モード 2 (決定)」
リモコンの「ホーム」→「設定」→「機能切換」→「外部端子設定(決定)」→「ヘッドホン設定(決定)」→「モード 2 (決定)」
※「モニター(音声)出力」に接続する場合は、別の設定方法があります:取説を参照のこと※

◇パナソニック
リモコンの「メニュー」→「設定する」→「音声の設定(決定)」→「スピーカーとイヤホンの同時出力」→「する(決定)」
(ヘッドホン端子が 2 つある場合は、東芝と同じ)

◇日立
リモコンの「メニュー」→「各種設定(決定)」→「音声設定(決定)」→「ヘッドホンモード(決定)」→「ヘッドホンモード 2 (決定)」


○使用感
設置・設定はとても簡単で、取説も明瞭・適切で判りやすいものでした。
トランスミッターは小型で目立たず、テレビの下に置いておけば違和感もありません。
周辺コンセントを潰さないAC アダプターの配線形状にも、感心しました。

赤外線の通信性能は実に優秀!

本人に無意識に使ってもらい、もしダメな状況があれば、その時に説明しようと思い使用開始。

約 2 ~ 3 m の距離でトランスミッターに対し約 90 度(自身の脇から聞こえるように)置いたのですが、問題なく受信。
また、送受信中間のすぐ脇には暖房機器(赤外線を発するので通信を阻害する可能性)があったのですが、これも全く問題なし。
やや公表スペックを上回るような状況下でしたが、素晴らしい動作です!

最初の電池交換までこの受信性能が衰えることはなく、電池寿命は「音声が割れがち」になることで判ります。

ちなみに別売でスピーカー用の AC アダプターが準備されていますが、高齢者の行動周辺にコードがあるのは転倒や損傷の元かも?
また、乾電池の携帯ラジオを愛用している高齢者は、この「電池寿命時の特徴」を経験として理解しているようでした。
この点で「単三電池」は種別の判別や入手性、あるいは自身での交換に「新しい知識」を必要とせず、高齢者向き製品としてベターな方式に感じます。

さらに、中高音を増幅している「はっきり音」機能は可聴効果が絶大
おばあちゃんは思わずスピーカーを持ち上げ、「こんなのがあるんだねぇ」が第一声でしたよ。
高齢者は低音が聞き辛くなっていますので、高齢者向け製品にはこうした機能が必須と思われます。

知識欲や先進性への満足度が向いてしまいがちな若年~壮年層には判らない特徴ですが、これらもこの製品を推奨する理由です。
精細なステレオとか、ドックに載せて充電するとか、そんなのは別の年齢層向け製品でしょう。

なお、スペック上、アルカリ乾電池での動作時間は約 40 時間となっています。
常用すれば恐らく 5 日前後、最低週一での交換が必須かな?
単三形充電池の利用がスマートに見えますが・・・百均なり特売の乾電池と比べた場合、導入初期コスト(交互に使うには 8 本必要)や充電を誰が行うか?によっては、有益かどうかは非常に微妙なところかも知れません。


オーディオテクニカさんは、今年 50 周年を迎えるようです。
50thANV_audio_technica.jpg
http://www.audio-technica.co.jp/50th/index.html

Thnx_50th.jpg
素晴らしい製品を提供して頂き、こちらこそありがとうございます。
これは「オーディオ」たる製品ではないかも知れませんが、御社と共に歩んだ世代の耳にこれからも「音」が届きますよう、どうぞ末永くお付き合い願えますように。


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