2012
03
16

タオバオで中華アンプを買ってみた。

imported_amp.jpg

数年前から、手軽に楽しめる中華(デジタル)アンプ群が世界中で人気ですね。

私も国内での扱い業者から一台入手して以来、「他も試してみたい」と思っていたのですが・・・・
どうも日本での人気は「外観+内部パーツ」に拘った「アンプ=旧トライパス社の TA2020 ~ 2024 等」に限定される風潮があるようで、現実的に選べるのは、ほぼそれら数種(と、その改良版)のみ。

でも実際には、楽しいラインナップが他にも沢山あるんですよね。
円高の昨今、それらを楽しめないなんてツマラナイじゃん!と感じ、思い切ってタオバオ(淘宝網)から買ってみました。

実際は「 Yahoo! チャイナモール(淘宝網との提携サービス)」経由にての購入なんですが、そう書くと長いので割愛でっす。
と、書き始めたら・・・「 Yahoo! チャイナモール」終了のお知らせがっ!

TheEND_chinamall.jpg

http://topics.chinamall.yahoo.co.jp/info/notice/other/yahoo_1/
なんとまぁ今年 4 月 4 日(水)正午までの注文受付、同 5 月 17 日付けをもって、サービス終了とのことです。


今後は淘宝網の上位会社「アリババ」の " Aliexpress " からの直接、ないし EC サイトからの購入になるかな?
Aliexpress_LP838.jpg
その他諸経費があるのか?は不明ですが、日本円だと送料込 1,200 円ぐらいで、かなりお手頃な感じ。


ちなみに今回買ったのは、こちらの出品者さんから日本でもお馴染み?ブランド Lepai の LP-838 という 2.1ch ミニアンプ。
chinamall_LP838.jpg


購入総額は「 \2,166 」で、内訳は「本体: \923 」と「(ヤマト運輸の代引)送料: \1,243 」が全てです。
purchase_price.jpg

「送料の方が高い」なんてのは、全く気になりません。
むしろ代引宅配便なのに、国内ネットオークションでの中国からの EMS (国際郵便)送料より安いんですよね。


なお後でちゃんと検索してみたら、コチラの方がほんのチョッと安かったようです。
chinamall_LP838_other.jpg
価格: 866 円 (外観が少し違うけど、同じモノです)

なお、チャイナモールでの取引過去評には「注文確定後、一方的にキャンセルされる」「配達まで 20 日程度掛かった」
といった苦情も散見しましたが、少なくとも私のケースでは全般にスムーズな配送がなされ、所要日数とされる 10 日未満の計 9 日間で配達まで完了しています。



とまぁ、ここまでは拍子抜けの進展でしたが、ドキドキ・ワクワクの開封では、ちゃんと?笑いドコロがありました。
何はともあれ、画像にてご報告っ。

unbox_a.jpg
ダンボール開封と位置変更以外、製品元箱に全く触ってない状態でコレ。
ダイナミック! ちょっと具がはみ出してます。
(くどいようですが、届いたそのままの状態でっす)
unbox_b.jpg
緩衝材らしき、発泡クッションの切れ端が片側に一枚ありますねぇ。

unbox_c.jpg
何か貼ってあったのかなぁ?
もしかして出品者⇒輸出手続き会社での再梱包でこうなった?

でもまぁ、私的には全くもって無問題っ!
車載をも意図された汎用アンプがこの程度で壊れるハズもなく、そもそも梱包を買った訳じゃない。
もし破損・故障なら、サービスにクレームを入れるのみでしょうし。


Lepai_LP838.jpg
ジャ~ン! やや崩壊ぎみの箱を開け、ついに登場。
開けたら、ウーファー用のケーブル端子がどこからともなくこぼれ落ちてきましたが、それが何か?

そういえば購入時には「色・オプションを選択してカートに・・」なる記載がありましたが、そもそも選択リンクなんて見当たらなかったし、イチイチ「在庫なし」とかでも面倒なので全く気にしません(指定なし)でした。
結果届いて初めて知ったカラーですが、個人的にはポップで好きかも。

あぁでも注文には「在るもので O.K 」ぐらいの大らかさがないとダメかなぁ?

ところで、正面パネルの塗装は「どうやったらココまで?」と思えるほどの物凄い塗装ムラと、ザラザラのゆず肌。
BASS_Volume.jpg
小学生が初めてスプレー塗装すると、こうなるかなぁ?って勢い。
画像では判別し難いですが、現物を肉眼で見ると、かなり酷い塗装ムラなんです。

ちなみに同パネル面の各種ボリュームは、キチンと垂直に軸が出ていないのと、ノブ自体がパネルに近すぎるせいで、ノブを回すと擦れて重くなったり、微かな異音を発してました。
私は全然気にしませんが、一般的な日本の消費者だと、この外観・操作感だけでクレーム扱いかも。


まぁそんなこんなはともかく、最重要の動作を確認。
本体記載の仕様は DC12v-2A 、ジャックはこの手によく有る外径 5.5mm 内径 2.1mm (センター+)かと。
ACDC12v2A.jpg
取り敢えず、国内扱い業者さんから買った Lepai LP-2020A+ のオプション AC アダプターでも動作 O.K 。

ついでに Web 検索したら、 LP-838 の許容作動電圧は 12v-18v らしいんですよね。
LP838_spec.jpg

Youtube にも、同アンプを 15v 6A 駆動するユーザーの動画がありました。
lepai 2.1 channal amplifer @ 15v 6A vid 2

ちょっと乱暴な構成ですが、まぁパワー感は判る映像かと。
なお映像の物は、 3 年ぐらい前からある旧版の外観です。


という訳で、前から持ってた秋月電子 STD-1638 のジャックを、手持ちの中古品と交換して駆動してみましたよ。
STD1683_ACDC.jpg
(同 AC アダプター側ジャックはスペック同一ですが、オス⇔メスが逆)

この手の AC アダプター駆動アンプでは、「(許容の範囲で)電圧 / 電流量を高目にすると音質に好影響」という情報を見知ってはいましたが、なるほど結構違いますねぇ。

ただまぁ、接続するスピーカーや常用する出力(ボリューム量)によってはそれほどの差を感じない気もしましたから、適当な AC アダプターで構わないとも思います。
(入電ポップノイズがそこそこあり、電圧が上がるとそれも相対的に大きくなります)
っていうか、搭載アンプ IC の許容値はともかく、実回路的にどの程度許容なのか?ちょっと不明ですし。

3/28 付 訂正追記
テスト段階から常用するに至って電源をスイッチング電源( DC12v )に変更したんですが、適正なのは表記通り「 12v 2A 」ぐらいの AC アダプターと思われました。
どうもテスト段階ではフルボリューム位置で固定して再生(ソース側を可変)していたので、好事家世評のプラシーボも手伝って?誤認してしまったようです。

他は知りませんが、コレに関しては「電圧 / 電流量を高目にすると音質に好影響」ってのは無いと思います。
電圧は DC12v 、容量も 2A あれば十分でしょう。
っていうか、過大電圧はポップノイズ等々、むしろ「百害あって一利なし」かと。


ちなみに、 Web 情報によれば搭載アンプはステレオ側に三洋 LA4625 (13.5w x 2ch )、ウーファー用に東芝 TA7270P ( BTL 19w )、プリ用オペアンプは JRC 4558D x 2 という基本構成のようです。

東芝 TA7270P 19w BTL ( PDF ファイル:松本無線パーツ株式会社 様のデータリンク)
http://www.matsumoto-musen.co.jp/0_webshop/files/ic/ta7270p.pdf

三洋 LA4625 13.5w 2ch AFパワーアンプ( PDF ファイル)
http://semicon.sanyo.com/jp/ds_j/N6631A.pdf


で、結局どういうアンプだったのか?と問われれば

「多少のクセや向き不向きはある気はするが、概ね価格以上の価値アリ」と感じましたよ。
音質・パワーや 2.1ch としての有用性は上記動画がそのままですし、ウーファーチャンネルは独立なので接続しなければ普通にステレオアンプとしても使えます。

★感想その 1 仕様かなぁ?
TREBLE (高音域の調整)を開度 8 以上しないと、かなりくぐもった音。
同時にボリュームも開け気味にしないと、音量と比例して明瞭度も落ちる⇔だが開けるとヒスノイズが増える。

★感想その 2 接続インピーダンスをやや選び、小口径での小音量は苦手。
許容値ながらインピーダンス 4Ω のスピーカーだと上記「音の曇り・濁り」傾向が強く、マッチング改善するのは 6Ω 以上から。
帰結として、 PC / デスクトップ / カー用にありがちな低インピーダンス・スピーカーにはややマッチせず、 一般的なオーディオ用スピーカーを、ある程度のレベルで鳴らすのを得意とする感じ。
モチロン、これ自体欠点ではないが、従来構成がコンパクトに小音量を鳴らすデスクトップ / ニアフィールド系のスピーカーだと、「酷い音」と誤解される可能性が高いかも。


3/18 付 訂正追記
スピーカーを取っ替え引っ替えして確認してたら、何時の間にか(無音時の)「ヒスノイズ」がかなり消えました。
個人的には電子回路の「エージング」論など懐疑的な方なので、仮設置時の配線に問題があったとしておきましょう。
ただ、到着直後に「結構キテるなぁ」と感じたほどのノイズが、翌日深夜の静寂時に「ほぼ気にならない」レベルになったのは不思議だったかも。

加えて、インピーダンス 4Ω のスピーカー再生音質に何ら問題ないことも確認。
「ボリューム開度⇔音の明瞭度」も、ただの聴覚錯誤でした。

最終結論としては、「素晴らしいコストパフォーマンスのミニアンプ」です!
唯一やや気になるのは、「入電時のポップノイズ」のみ。
アンプ IC の リファレンスデータに対処法が解説してあったので、後で回路を要確認かも?


おまけ
Lepai ファンという訳じゃないのですが、最初に買った中華アンプが同社の LP-2020A+ でした。
LP2020A.jpg
まぁ単純に、人気の TA-2020 系アンプでは最廉価帯でお試しに好適だったからなんですけどね。

このアンプのボリューム枠青色 LED なんですが、視界にあると結構眩しい。
LP2020A_volume.jpg
で、 32mm 径のボリュームノブをつけると、正面からは眩しさが減って、高級感が少し出るかも。

ところで、コイツの音質なんですが・・・個人的にはやや特殊で汎用とは言い難い⇔変わってるので、それはそれで使い道はある。ぐらいに思ってます。
さすがにコレが= TA2020 アンプの音とまでは思わないけど、世評の高さはちょっと不思議かも。
もし誰かに勧めるなら、むしろ LP-838 の方なんですけどねぇ・・・。


中華デジアンは不安って場合はコチラ?(これも中身は中華製とは思いますが・・・)
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