2013
04
28

ubuntu 12.10 ⇒ 13.04 アップグレードしてみた

upgrade_raring.jpg


せっかちなので、早速アップグレードしてみました。
13.04 は β 版から別途試用もしてましたが、 12.10 の順当なマイナーチェンジといった感じで良さげだったので正式版公開と共にアップグレードしましたが・・・・

結論を言うと現時点は全然ダメダメなので、 12.04LTS なり 12.10 で問題なく稼働してる環境では、アップグレード非推奨ですかねぇ。
※追記
試しに新規インストールしてみたら、やはり「起動」「終了」が遅い問題はありませんでした。
全く調べる気もありませんが、何となく xserver 周りでロード失敗してるみたいです。
なお私の環境はグラフィックが自動では正しく読み込まれずドライバを手入力したんですが、下記のトラブル例のように quantal 時代から( unity 環境のみ)「すんなり読み込んだり、読み込み失敗したり」があったので、その辺がダメなのかもしれません。
ちなみにドライバを Raring 用ビルドに更新してみましたが、状況は全く変わらず。

なんとなくですが、根本的に ubuntu ではシステムが自動認識したドライバ以外まとも動作しないのかも?
Linux 界隈では「 ubuntu の自動認識能力は高い」とする評も見掛けますが、もし比較相手が Windows なら比較にならないレベルで劣悪かつ硬直ですねぇ。
あ、それと移行以来、アプリを長時間稼働させてるとメモリーリークっぽい症状も出てます。


※再追記
ハング時にリカバリーモードから dpkg したら、ドライバ ppa からカーネル 3.9 が来て治りました。
何度か試すと llvmpipe がロードされる、システム設定表示と一致しないドライバがロードされる、など不安定なことには変わりないのですが、動作速度感そのものは著しく改善。




○最大の短所
トラブルじゃありません。

とにかく「起動」「終了」がメチャクチャ遅くなりました。
12.10 版との比較で感覚的に 2.5 倍強遅くなり、ほぼ Windows 並に劣化。
何故か若干速い時もありますが、それでも 12.10 よりは確実に遅い。

これは試用などでの新規インストールでは全く判らないので要注意かも。
そうした試用環境だと、 13.04 の方がやや軽快で確実な動作感がありました。
逆に言うと、 13.04 環境が欲しいなら「アップグレード」ではなく、「新規インストール」推奨かな?


○具体トラブル
これは環境によるでしょうから、単なる報告として。

12.10 でも va-api ドライバがロードに失敗、同時に fallback vesa もロードされず、 X がハング(デスクトップ表示されないではない)する、或いは llvmpipe ドライバがロードされて激重環境となる現象が度々ありましたが、 13.04 環境ではコレがほぼ 100% 起こります。

code:/usr/lib/nux/unity_support_test -p (正常認識例)
unity3d_supported.jpg
初心者なら、環境確認に一度は実行すべきコマンド。
「 ubuntu-Unity3D は重い」という「一部の誤解」は、システム或いはドライバが非対応であることが原因。

code:vainfo 実行例(正常認識例)
vainfo_vaapi.jpg
「 Linux の動画プレーヤーは重い」誤解のもとはコレ=再生支援が効いてない。
Intel HD2000 描画でも、 720P.mp4 再生での CPU 使用率は 5% 未満。

Unity3D 絡みの不具合?と感じるのは、「何とも無く起動する」場合もあること。
他に共通するのは LXDE 環境だと 100% 問題なく va-api 起動することですね。

その他小トラブルや 12.10 より劣化?を感じる部分もありましたが、その辺はまぁ出たばかりなので許容にしときます。


○アップグレードには付き物らしい
ubuntu 初心者には、良く判らない動作ですねぇ・・・
ppa_GUI.jpg

「ソフトウェアとアップデート」リポジトリが一旦無効になるのは quantal(12.10) のそれが混在しないようにするため、と思ったのですが、実際にはちゃんと Raring(13.04) 用に書き換えた上で無効になってるんですよね。
ですがそれを「編集」でコメント等書き換えと思ってもそうはならず、改めて ppa ラインを記載すると普通に有効化出来る。
しかし、そうすると今度は apt-get upgrade で重複エラーが出ちゃう。
(有効にすべき ppa が解っていれば、 GUI から一括で修正可)

確かに、単純に「 Raring 」に書き換えても存在しないリポジトリもあるため設定の意図としては判るのですが、 GUI 操作系としてはかなり意味不明な挙動。
ググったら 9.04 時代からある伝統の動作のようなので、そもそも解りやすく修正する気なんて全くないのでしょう。


○ ubuntu ではなく、そろそろ Canonical-Unity 表記とすべきなんじゃ?
ubuntu は営利企業であるカノニカル社が開発してるので当然でもあるのですが、世代が進むごとに排他的で営利追求の傾向を強く感じました。
ちっちゃい apple あたりを狙ってるんでしょうかね?

最初は「タダで使えるんだし、さもありなん」と許せましたが、 13.04 への更新や最近の経緯を見るに「更新し続けるけど不具合は常に置き去り」「営利にそぐわない内容には非対応」といった感を強くし、不満より不安を感じます。

正直、 ubuntu-unity こそが現行 PC を活かせる存在であり、 lubuntu やら xubuntu に逃れるくらいなら openSUSE を選ぶところなんですが・・・非常に悩ましい。


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