2013
05
12

ubuntu 12.10 / 13.04 のリカバリーモード活用法

ubuntu_Recoverymenu.jpg

ubuntu 標準機能(正確には Grub2 ブートメニュー)のリカバリーモード活用を紹介。

同機能は Windows での「エラー回復処理」に相当するもので、簡易ながら GUI メニューが表示されるので CUI 操作が不詳なユーザーにとってはありがたい存在。

ですが・・・私の知る限り、 ubuntu 13.04 リリース直前までは選択操作しても殆ど実効がないなど、実に意味不明な機能でした。
これが最近になって少し実用になったので、初級者向けに記載してみます。

たぶん 12.10 / 13.04 では有効ですが、アップデート状況によっては同様動作しないかも。
それと ubuntu ではアップデートやアップグレード前後で「有効だった機能が無効になる」「直ったはずのバグが再現する」など、操作性に対し統一感のない更新が頻繁に行われますので、今後も有効かどうかまでは判りません。



対象 Ver がかなり旧いのですが、概要は Ubuntu Japanese Team Wiki を参照できます。
UbuntuTips/Others/RecoveryMode
https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Others/RecoveryMode


○呼び出し方
同モードは Windows のように「前回異常があったら自動起動」ではなく、「まれに」自動起動する場合もあれば、手動で呼び出さない限り全く出現しないなど動作はバラバラ。
また同時に、手動起動させること自体が面倒というか、クセがあります。

起動法をググると「 Shift キーを押したまま起動」となっていましたが、少なくとも私の環境では、それではリカバリーモードになりませんでした。
具体タイミングとしては、 BIOS の POST 完了直後にトントンっとダブルクリック的に押して(もちろん二度目は押しっぱなし)やると、比較的成功しやすいようです。


○活用メニュー
RecoveryMenu_tips.jpg
起動初期のメニューは「 user モード(画像の赤線 read-only )」なので、修復操作が一切効きません。

RecoveryMenu_asroot.jpg
効かせる= root モード(画像の青線 read-write )とする最低限の操作は

一つ上画像「 1 」の fsck (= Windows の chkdsk 相当)、または
同上の画像「 2 」の network を選択動作させます。

なおシステムディスク等の起因でないと判断できるなら、 fsck は省略可。
またモード変更はともかく、次の dpkg 動作のためネット接続可であることが必須です。

次いで、自動修復の本命操作になる「 3 」の dpkg を選択動作。
ここでは同名コマンドのようにパッケージ修復&アップデートを行なってくれます。

最後にメニュートップの resume ( Windows での「通常起動」相当)から起動。
問題が自動修復されていれば、めでたく正常起動してくれるでしょう。

ただし、原因がグラフィックドライバ系にある場合は、単純に「フェイルセーフ起動するように設定」されただけで、キチンと正常起動している状態でないこともあります。



○オマケ「 failsafeX 」はイマイチ
lowgraphics_mode.jpg
上記のグラフィック系異常に関連ですが、メニューの中にあると共に、 12.10 ではこの画面でエラー起動する場合もありました。( 13.04 では同様エラーでも見たことがない)

コレの項目内容はそれぞれ意味ありげなんですが・・・何故か殆ど実効しません。
CUI 操作に詳しいユーザならエラー通知と操作導入部として一部有用でしょうが、そこでどうするべきか判らない初級者にとっては、殆ど意味がありません。

まぁたとえ初級者でも、「自分で調べる」「上級者に内容通知して判断を仰ぐ」際には有効ですが、そうでもないなら選択しても時間のムダですよっと。

スポンサーサイト

«  | HOME |  »