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2013
08
08

Xubuntu 13.10 ( Alpha-2 ) 試用メモ

Xubuntu1310_64_alpha2.jpg

先日は XMir のパフォーマンス懸念から、 ubuntu 13.10 を試用してみました。
ここでふと、 XMir を使わない Xubuntu に移行すれば良いんじゃね?と思い、テスト開始。

以下、試用チラ裏です。




○動作環境
M/B : Intel DH61BEB3 CPU : Core i 5-2500T(ES)
VGA : nVIDIA Geforce GT520 
RAM : DDR3-1333 8GB  HDD : WD3200AAKS 等( Read 100MB/Secクラス)

○導入
Xubuntu 13.10 (Saucy Salamander) Daily Build
http://cdimage.ubuntu.com/xubuntu/daily-live/current/

備考:私の環境には Alpha-2 初出版がインストール出来ない不具合
⇒ 8 月 3 日版以降から同不具合が解消。

○ UEFI (セキュア)ブート対応
たしか 13.04 で既対応と思ったが、未確認だったので 13.10 で動作確認。
HDD 先頭に Fat パーティション( Win で言う「システム予約領域」)が作成される。
動作自体は問題ないが、 Win のような起動高速化といったメリットなし。
逆に一度 UEFI ブートすると、その後の他ブートは都度に手動設定の要あり。

○ 13.10 環境には nVIDIA 319 が用意
13.04 では nVIDIA 313 (プロプラ版)止まりだが、何故か? 13.10 環境では
nVIDIA 319 / 319 Update が用意されている。
Saucy_Salamander_nvidia319.jpg

Saucy_Salamander_nvidia319_settings.jpg
もしかして 13.10 系= Kernel 3.10 以降でのみ、対応検証なのかな?


▼ IME が使い物にならない
標準 IME は、日⇔英の入力切り替え動作しない。
初起動時に「( ibus ホットキーは) Super + Sapace だよ」と出るが、操作不能。
ibus-Mozc を入れると「 半角 / 全角」で切り替わるが、アイコン変化なし。
また、 ibus-Mozc 規定にしても、起動毎に設定が消失し、アイコン動作もダメ。
ググると、 Xfce / LXDE の日本語環境では随分前からあるトラブルの模様。
試用なので解決策は探ってません。

※ 追記
不勉強でしたが、上記の件は以下のように概ね「仕様」の模様。
でも理由が判ったところで、いちユーザーとしては「不具合」としか感じない内容かな。

gihyo.jp Ubuntu Weekly Recipe より
第274回 Fcitxを使用する
http://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0274?ard=1377192948



▼ Zeitgeist が動いているが、標準にはプライバシー設定がない
ソフトウェアセンターより「 Activities and Privacy Manager Tool 」導入。
Activity_log_man.jpg

▼その他不満(パネルや標準アプリ等)
標準音量コントローラーが動作せず、別途手動設定を要する。
しかし、それは全音量を可変するだけで、アプリごとの変更が不可。

微細な差異だが、現実問題としてカレンダー / 時計が使い辛い。

手動設定のパネル部はひとまとまりなので、間隔が詰まって見辛い・操作し辛い。
ただし、これは Xfce のみならず LXDE にも共通の問題。

サムネイルが作成されない。
ちょっとググると tumbler-plugins-extra を導入するとあり、ソフトウェアセンターに
「 D-bus thumbnailing service 」なるプラグインがあるが、入れただけでは解決しない。


▽日本語版ソフトウェアセンター( ubuntu 系で全共通)の問題
「フォントビューワー」がなく、ソフトウェアセンターを検索すると、「ない」と言われる。
softwaresenter_error.jpg

そこで「 font 」で検索すると「フォントビューアー」らしい。
search_fontviewer.jpg
まぁカタカナ発音は日本人同士でも論議のあるところだが、実にバカバカしい。

「ソフトウェアセンター」自体は非常に利便性が高い、しかし
「動作が重い」「不具合が多発」「英語版と互換しない日本語 APP 名になる」
など、下らない使い辛さがある。
ubuntu 使いなんてそもそも高リテラシーな存在なのだから、ナビゲーションのみ日本語で、 APP 名は全て英語の方が混乱がないと思うんだけど?

▽ Thunar は、正直イマイチだ
言い方によっては「基礎機能に不足はなく、さらにカスタム設定も可能」だが・・・
「え?この機能、標準に無いの?」という場面も多く、実用としては結構なストレス。
大して軽くも速くもないのに低機能、その他は要カスタムってのは、一体誰得?

▽ 32bit か? 64Bit か?
当初はいつも通り 64bit 版を使ったが、 32bit アプリ互換用のライブラリが導入出来ず
幾つかの愛用アプリが使えなかった。

Xubuntu1310_32_alpha2.jpg
そこで 32bit 版も試用。

こちらも apt-get install では Python 関係の依存が補完されずインストールを弾かれるが
synaptic の「破損パッケージの修復」を使うと一発 O.K だった。
(※後日 64bit 環境で試したら、同様手法で導入可だった。)

ちなみに Windows のように RAM 認識 4GB 縛りはなく、一度に利用出来る RAM 上限が 4GB になるだけ。
パフォーマンスに殆ど差は無いはずだが、気のせいか?ほんの少し動作が鈍い。


○まとめ
未だ alpha-2 だが、基礎的な実用性は既に十分。
ただ、 Xubuntu 自体に首を傾げる使い辛さや、機能不足などの問題も多々ある。

標準の機能やアプリは軽量だが、その機能は非常にショッパく、さらに拡張には面倒な手動設定を要する。
他方で GIMP や ubuntu 標準のソフトウェアセンターなど、かなり重量級のアプリ群も混在し、トータルでの軽量さ⇔実用性には大いなる矛盾を感じる。

また現行性能と呼べるここ数年の PC で Xubuntu そのものの「軽量さ」を感じる場面なんて皆無じゃあるまいか?
起動・終了、デスクトップ実行の全てにおいて、 ubuntu より軽い場面はなかった。

Linux Mint の Cinnamon 環境は Xfce を GNOME 環境に再現したものと見受けたが、確かに「実用性」の観点では Xubuntu より Linux Mint の方が良好。
ただし、 Linux Mint や Cinnamon はパフォーマンス面で劣るが・・・

結論:実用してみたら、 Xubuntu の ubuntu 優位点なんて特に無かった
特にマルチメディア分野など、「パソコン」としての実用性は非常に低い。


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