2013
12
16

ubuntu 14.04 Daily Build 試用記 2 ⇒ 32bit 版へ

Ubuntu 1404DB_Cinnamon2

ubuntu 14.04 Daily Build の試用記その 2 です。
結局のところ x86_64 版では、まだ ia32-libs 導入が対応されない。
この点で同依存アプリ動作を検証出来ないので、上書きにて変更しました。

まぁ Alpha-1 未満の更新途上版なので、アレコレなど無意味ですが・・・
Daily Build を利用したい方など向けに、チラ裏な感想など。

なお、デスクトップ画像は前回紹介の Cinnamon 2.0 環境ですね。

ubuntu1404db_i686.png
x86_64 ⇒ x86 ( i686 )移行は取り敢えず概ね問題なし。
とはいえ、例によってアプリ消失も複数発生します。


○最近の更新内容とか
・ Unity 8 が来てました。
trusty_Unity8.png
関連としては、 Mir や Wayland サーバとかも、既に入ってたはず。

ただし現状は Unity 7 の完全置換ではなく、構成追加してるだけの模様。
trusty_Unity7.png

・「 System settings 」の追加
ubuntu_sys_settings.png
見た目からして「 ubuntu 向け」ではなく「 Ubuntu Touch 向け」っぽい機能。
何故コレがデスクトップ版に追加なのか?ちょっと意味が判らない。

まぁ先日発表された unity-control-center とは全くの別物でしょうね。
ちなみに、こちらも追加になっただけで、ほぼ機能していません。


補足:目立つ更新はないけど、シャットダウンがかなり高速化。


○トラブル( Bug )とか
あくまで現時点の試用報告として。

・やや頻繁に GUI ブートに失敗する・クラッシュする
殆どが再起動等で治るので問題ありませんが、やや不安定。
症例: GUI ブートに失敗する、稼働中 GUI が完全にクラッシュするなど。

・ミラーサーバでリポジトリが有効でない(ミラーされてない)
初期標準「日本のサーバ」なら非対応は extras (導入自体は問題なし)のみ。
update_canonical_jp.png

なんですが、 jaist.ac.jp 等を選択すると、非対応内容がグッと増えます。
update_jaist_mirror.png
まぁ alpha 以前ということで、ミラーを完全にはサポートしてないのかな?

それと関連して、「ソフトウェアとアップデート」においてキャッシュエラーが生じます。
error_Software_Updates.png
特に動作に支障はないので、キニシナイ。

・ Unity Tweak Tools が起動しなくなる
1404_schema_missing_Unity_Tweak.png
32bit / 64bit 共に、突然起動しなくなる。(データベースがねぇよ!エラー)

以下、本家フォーラムに解決例( synaptic で「修復」)があります。
ubuntu forums -Unity Tweak tool missing schema-
http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=2181375

ただ・・・私もこの手法は思い至りましたが、関連の機能不全も考慮して一度再起動したら、
それだけで治ったりしました。( 64bit 版は要修復、 32bit 版は再起動で治った)
理由のあるバグと言うより、システムが更新途上にあることが起因かも。

・ ubuntu 14.04 からは、グローバル・メニューがアプリ別に設定出来る?
以下などの情報によれば、この機能設定が追加とのこと。
OMG! UBUNTU! さん
Ubuntu 14.04 Adds Global Menu “Off” Switch
http://www.omgubuntu.co.uk/2013/11/unity-trusty-global-menu-switch

ubuntu1404_dconf_globalmenu.png
やってみましたが、(現時点では)機能反映しませんでした。
他にパネル表示を別の記述で規制する情報もありましたが、そっちも無効。

今のところ、この点は 13.10 同様に以下による削除のみが有効でした。
code:
sudo apt-get remove indicator-appmenu

いやまぁ、今はダメってだけで、リリース時には最初の手法が可能になるハズです。

・ Trusty-Unity にはお仕着せの機能・アプリ統合がある
前回の試用記でも一部触れた通り。
「使わない」「無効にする」等で回避はできるが、根本的には削除不可と判明。

特に問題も容量増加も無いけど、ユーザ管理否定ってのはちょっとアレな感じ。
何より「スゲー便利」ってなら歓迎だけど、「使わねぇよ」って内容ばかりだしねぇ。


○ Trusty - Cinnamon 2.0 の感想
14.04 運用では Daily 版だけど、元々リリース版だけあって動作自体は良好。
少なくとも現時点は、 Trusty - Unity より安定してるかも。

なお Unity での環境設定は引き継がれないので、同一内容を要再設定です。
気に入らないのは、アイコンやフォントが妙にチマチマしてること。
Trusty-Unity を嫌ったり、 LinuxMint 17 導入準備なら有用でしょう。


○その他環境との試用比較
・ Kubuntu 14.04
http://cdimage.ubuntu.com/kubuntu/daily-live/current/
ubuntu のそれより高速動作する独自ソフトウェアセンターなど、美点も多い。
ただカスタマイズしようと思うと、途端に判りづらく、結構イラッとする。
でもまぁ KDE が好みで、吊しのまま使うユーザーなら、良い選択肢とは思います。

・ Cubuntu
http://sourceforge.net/projects/cubuntu/files/
14.04 + Cinnamon 検索で見つけた、おフランスの高機能な派生ディストロ。
Live 利用で良好に感じ、是非使ってみたかったのですが・・・
実インストールが 100% エラー失敗し、インストール出来ないという、残念な子。
なおイチイチ調べる気はないので、原因は不明。

・ GNOME 3.8 / 3.10 系環境

旧来からの GNOME ユーザーには不評のようですが、私のような新参者には 3.6 系より動作感・利便性向上で好ましいと思いました。
ただ ubuntu 同様に ibus の動作問題(使い辛い)はあります。

・ Windows 8.1
GUI は 8 と変わりなく「使えない奴」なだけど、動作面では驚くほど向上。
ちなみに次期 Windows Threshold (仮称)では、 GUI を PC 環境向けに再構成するバージョンの噂もあり、少しだけ期待してます。
えぇ、私はただのパソコンヲタクなので、 PC Linux も Windows も区別しません。


○これまでの感想
良く言えば「試用レベルなら既に十分な完成度」
悪く言えば「 LTS 版として、 12.04 比で殊更な優越点は皆無」
(っていうか、日本語入力では酷く使い辛くなってる)

まぁ「 Linux ぐらい使える」ってユーザなら 14.04 で全然オッケーなんですが、
「パソコンとして使いたい」って方には、たとえ一年後でも 12.04 を推奨します。

ちなみに移行対策なら、ほぼ同系で短命の 13.10 を使うより、もう 14.04 の daily build で環境構築すべきじゃ?という気はしますよ。
リポジトリも出揃ってきてるし、その程度の完成度はあります。



知人に今更ながらに XP 置き換えのノート PC を見繕ってと頼まれる。
希望要件は Win 7 / DVD マルチ搭載だから、このあたりかなぁ?
スポンサーサイト

«  | HOME |  »