2013
12
19

Fedora 20 試用してみた

Fedora20_final_release.png

先日 Fedora 20 がリリースされてたので、試用開始してみました。
私は基本 ubuntu-Unity ユーザなので、主な所感は同対比から。
っていうか、 19 が好感触だったので、移行検討を兼ねた試用といったところ。

ちなみに Top 画像の描画乱れは、リサイズ等の画像編集でオカシクなっただけ。
また、ドック / メニュー類は GNOME 拡張他で追加なので、非標準の内容です。
○動作環境と導入バージョン
M / B : Intel DH61BE BIOS ver,0120
CPU : Intel Core i5-2500T (ES)
GPU : nVIDIA GeForce GT520
RAM : DDR3-1333 8GB
HDD : WD 1602ABYS

OS : Fedora 20 ” Heisenbug ” GNOME x86
( Fedora は不慣れでアプリ互換や UEFI 対応が不明なので、 32bit をチョイス)
FC20_system_specification.jpg
良く知らないけど、初の GNOME 3.10 系ディストロなのかな?

Fedora Project ダウンロード
http://fedoraproject.org/ja/get-fedora#desktops

インストールイメージにも含まれてるけど、概要の事前確認には以下を。

Fedora 20 のリリースノート
http://fedorapeople.org/groups/docs/release-notes/ja-JP/


○インストール
標準の設定項目に対し、迷う点は特に無いかな。
インストール進行も早く、「アレ?もう終わり」って感じで完了。
計時はしてないけど、今や最も「待たされる」感が強い OS は ubuntu 系でしょう。

目新しいのはスキーマが LVM で、パーティションが動的に管理出来るらしい。
また LVM の別の美点には、スナップショット(バックアップ)機能があるんだとか。
良く解らないけど、 Win NT6 系 と同様の操作・管理が出来るようになるのかな?

FC20_Partition.jpg
画像は ubuntu 上から見た、 Fedora のブートローダー / EFI パーティション。
実のところ、この「この半端なパーティションって何?」と思って確認しました。
眺めながら「コレって非 LVM と混在して大丈夫なの?」と、実行中なのに思ったりして。

同じく「ディスク」から確認したパーティション構造。
FC20_Partition2.jpg
青枠が Fedora の LVM で、左は拡張領域( swap )なしの ubuntu 。

少なくともこの時点では、こうしたデュアルブートでも問題なし。
(※ ただし、 nVIDIA ドライバ導入でオカシクなる:後述 grub の更新でダメになる※)


○従来形式な日本語入力環境( ibus-Mozc )を仕込む
取り敢えず ibus-Mozc をコマンド導入。
(不詳なので Fedora 19 向けの情報を参照しました)

code:
sudo yum update
sudo yum install mozc*
sudo yum install ibus*

まず「設定」>「地域と言語」で「日本語」 / 「日本」にロケール設定しとく。
add_system_locale.png
同じく「入力ソース」で、「 + 」(追加)を選択。


add_IM_source.png
この時点で表示の「日本語」ではなく、「 ・・・ 」(その他)へ進み

add_ibus_Mozc.png
下の方にある「日本語」をクリックし、出てきた項目(画像右)で、 Mozc を選択

set_ibus_Mozc.png
IM に Mozc が追加されました。
ここで標準「日本語 かな漢字」は、「 ー 」(項目消去)しちゃいます。

次いで「全角 / 半角」キーバインドを追加
set_key_typing_jpIM.png
「設定」>「キーボード」>「ショートカット」タブにて、「全角 / 半角」キーを設定(画像の通り)


○新機能?「ソフトウェア」
Gnome_Appcenter.png
よりシンプルですが、「 ubuntu ソフトウェアセンター」に酷似(原形?)のアプリ
追記
この GUI アプリ管理は、 GNOME 3.10 が Ubuntu-Unity を真似したというか、影響発展の形みたい。
なので、この形式の本家はむしろ Ubuntu-Unity の方。

※ 2/20日付 追記 ※
久しぶりに動作させてみたら、動作が遅いなど下記の問題点は全て更新解消されてました。
今や「 ubuntu ソフトウェアセンター」より、ずっと高速動作で快適です。
開発能力 or 人的リソースの差? Fedora の更新は非常に素早く適切かと。



起動等は軽快なんだけど、高い頻度でアプリ画像が「 ・・・ 」(描画遅れ)になります
error_indication_appcenter.png
よく解らず、「 ・・・ 」をクリックしたら「インストールの確認」が出てきて、イラッとしました。


また、この操作⇒描画遅れには、表示が混ざるバグもあったりします。
wrong_indication_appcenter.png
「フォント」を指定してるのに「ゲーム」が表示されてる

right_solution_appcenter
ちなみに、同項目(上画像)の正しい表示はこう


でもちゃんと GNOME 統合アプリと連携動作してるね
inalterable_source_appcenter.png
ubuntu ソフトウェアセンターでは、 Unity 統合アプリも普通に削除できる
⇒結果として Unity が全壊するという、恐るべき自爆トラップがある。
その点 Fedora ソフトウェアでは、そもそも「選択出来ない」仕様になってます。(画像:赤枠)


○ nVIDIA ドライバ( RPM Fusion )導入でトラブル
nVIDIA33120_FC20.jpg
RPM Fusion なる 3rd パーティリポジトリから導入出来るということで、実行。
オープンソース・ドライバでは倍近い負荷増になることもあり、可能なら入れておきたい。

動作は概ね問題ない(何故か?たまに動画が音ズレ)んだけど・・・

一体何を弄るのか?同 HDD 内の ubuntu が、 grub から呼び出せなくなりました。
んまぁ、デュアルブート環境下だけだろうけど、その状況では要注意。

↑追記:原因はドライバというより、関連更新された grub2 によるもの

ちなみに、上記が起こったのは二種あるドライバのうち、「 kmod 」の方。
ただし、もう一方の「 akmod 」にも「 GUI 起動に失敗する」という報告があり、避けてました。


○その他、雑感
導入・環境構築の初期だけど、動作面や活用性で ubuntu に劣る点はなさそう。
また ubuntu-unity と GNOME は基本が同系なので、操作に迷うことも無い。

なお Fedora 内容とは別だけど、 GNOME 環境では「 GNOME 拡張」が便利ですね。
GNOME Shell Extensions
https://extensions.gnome.org/
コレで Unity や Cinnamon 風の機能などが、結構補完できる。

っていうか、 Fedora 18 〜 20 の着実な進化には、正直ちょっと感動しました。
対する ubuntu はモバイル傾注が目立ち、 PC 向けはずっと現状維持レベル。
まぁ、それはそれで開発企業の方向性だし、そこだけが優劣の要素じゃないけどね。

ともあれ、 Fedora 20 は高機能で完成度も高く、かなりイイ感じ。


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