2014
01
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Fedora 20 で Enlightenment ( e17 )を試してみた

Enlightenment17_Fedora20_sysinfo.jpg

世紀末の日本(映画)では、猟奇殺人犯が使っていたウィンドウ・マネージャ

Enlightenment ( e17 )を、 Fedora 20 上で試してみました。

といっても全然解ってない人の、何となく動かしてみたチラ裏&備忘録って感じです。
まぁ日本語情報が殆ど無いようなので、私同様の初心者には参考になるかも?

っていうかコレ、 WM で良いの? それともデスクトップ環境と言うべき?
開発としては両方を備えるらしいけど、ちょっと表現に迷うねぇ。

○ Enlightenment ( e17 )について
e17_shot.png
本家サイト様から拝借の、デスクトップ画像 (無変更ではないが、ほぼ標準環境)

ほんの数日前に見知ったばかりですが、概略を辿ってみると・・・
発表当時は革新的挙動などで注目されたが、当時は激重だったらしい。
なんと十二年後の約一年前、「正式版 ver0.17 =略称 e17 」が公表され、再注目。

ちなみに、今はスマホ環境もターゲットにするほどの、超軽量系らしい。
最新 e18 も公表され、他に総合環境となるべきライブラリ群 FEL も準備されてる。
また、 X の他 wayland でも動くという、新進気鋭の環境だったりする模様。

その他詳細は、以下から。
Enlightenment 日本語 wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/Enlightenment

Enlightenment (日本語) - ArchWiki
https://wiki.archlinux.org/index.php/Enlightenment_%28%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%29

Enlightenment.org
http://enlightenment.org/p.php?p=index&l=en


○ 入手とインストール
実のところ正しい入手法を知らないので、以下は参考まで。

ググったら、 Fedora Project の Index 内に、普通に見つかる。(以下リンク)
https://dl.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/development/20/x86_64/os/Packages/e/

そんじゃぁと yum install したら「利用できません」って、つれないお返事。
良く解らず rpm で入れようとすると、今度は「システムが違う」って怒られる・・・

Fedora 初心者としては、ココで原因を調べるのがかったるい。(やってりゃ慣れる)
で、気分を変えてググりなおすと、今度は以下が見つかりました。

http://www.edmann.com/Enlightenment/repo/Fedora/19/RPMS/x86_64/

という訳で、上記リンクから rpm を落としてインストール。
一応 Fedora 19 用らしいけど、無論キニシナイ。
どれが必須パッケージか判らないので、それっぽい名前のヤツをテキトーに。

削除しちゃってうろ覚えだけど
enlightenment-0.17.4-0.20130803.x86_64.rpm
enlightenment-devel-0.17.4-0.20130803.x86_64.rpm

だったと思います。

Enlightenment17_Fedora20_desktop.jpg
でもまぁ、動きました。

fc20_e17_update.jpg
repo は全く弄ってませんが、試しに update してみたらこんな感じに。


○取り敢えずは日本語入力環境を
チョッと触ったら、取り敢えず Firefox で日本語入力出来ないことに気付く。
先に Cinnamon 環境の嫌な例があるので、まずは設定開始。

setting_IM_e17.jpg
e17 では、普通に ibus-mozc 設定出来ました。( ibus-mozc 導入済みの場合)
画像と、以下参照まで。

メニュー(画面クリック)⇒設定>すべて>言語>入力方式の設定
ibus >「選択した入力方式に設定する」バーをクリック
⇒キーボードショートカット
Ibus の設定>⇒既設定を削除+モディファイア: Super のチェックを外す
キーコード>「・・・」をクリック>「無効」をクリック>新しいアクセラレータ
>全角/半角キーを押下>追加(A)> OK(O)


こっちは、実はやっても意味なかったけど・・・
setting_mozc_e17.jpg

補足すると、 e17 自体のメニューは上記の「設定>すべて」項目。
何かしらの設定を探る際は、まずココを開くべし。


○動作への初期所感
初見は、やたらグラフィカルな Fluxbox って感じの外観と動作。
パッと見はシンプル&スマートっぽいけど、その実、全ての画面効果が猛烈にウザい。

コレ、標準ファイルマネージャ(他も使用可)なんですが
Elementary_e17_fc20.jpg
アイコンに対するホバーポップアップがビョンビョン出てきて、とにかくイラッとする。
キビキビ感の演出? 全体にチラつくエフェクトが多くて、見辛いったらありゃしない。

総じて画面効果は「スマート」どころか、むしろデジタル中二病的「オサレ」に溢れてる。
いやまぁ、そんなのただの個人主観なんですけどね。


○デスクトップ環境としての所感
システムの日本語化は(標準環境に限り)ほぼパーフェクトで、その点は問題なし。
ただし、 ibox / ibar / シェルフ など、何がナニなのか?意味不明過ぎる。
なお他テーマの多くは、日本語環境が無い(要フォント設定?)ので要注意。


★混ぜるな危険
ちょっと動かしたら、 GNOME 統合系アプリが黒窓になるだけで表示できない。
んで、良く解らないまま設定を弄ったら・・・マウスカーソルが消えました。

startup_app_e17.jpg
画像の「 GNOME 設定デーモン」を有効にしちゃうと、カーソル消失。
そこで初めて判ったんだけど、基本操作のキーバインドが他とは全然違う。
結果的に、キーボードだけの操作はかなりキビシイので要注意。

追記:異なる WM 起動となり、動作としては当然だったようですが、初心者は要注意。

ちなみに上記項目は以下にあったので、ログアウトして GNOME 上で消す方がラクかも。
/home/ユーザ名/.e/e/applications/startup/.order

あと Nemo を起動するとデスクトップが消えるのは GNOME と同様
fc20_e17_Nemo.jpg

PCmanFM だと問題なし
fc20_e17_pcmanfm.jpg
上でも触れてるけど、 Nautilus は真っ黒窓が表示されるだけで使えなかった。

★デスクトップ PC には向かない?
何より驚いたというか「どうすんのコレ?」と思ったのが
e17_cannot_mount_drive.jpg
e17 標準機能では非マウントドライブが表示されず、 PCmanFM 上でもマウントできない。

データドライブを別ける、近年ありがちな PC 構成では致命的な短所かも。
(外部接続 / リムーバブル・ドライブの自動マウントは、します)
そりゃまぁ標準設定以外での解決策は思いつくけど、それってドウなのよ?

主なターゲットは、むしろ従来環境を引きずらないスマホ・タブレット向けかなぁ?
新しい WM としては興味深いけど、 PC 環境としては中途半端で未完成かと。


○地雷を踏んだらサヨウナラ - How I Learned to Stop Worrying -
何を設定したらドウなるのか? 良く解らぬまま、完全にクラッシュしました。

突然ブラックアウトし、小窓に F1=Recover F12=Logout が出たら、終焉は近い。
結局のところ両キー操作には意味が無く、やがてそれすら出なくなりました。
至る操作は、 ibox / ibar / シェルフ の中身と場所を弄っていただけ。
もちろん誰でも出来る操作範囲なので、致命的バグとも言えるでしょうか。

新年に新しい環境を試せたのは有意義だったけど・・・
コレ、任意の追加環境ではなく、 spin とか「完成形」提供されないと難しいかもね。

「あぁ、俺 e17 使ってるから」って言いたい、新しモノ好きの中級者向き。


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