2014
01
22

Fedora 20 LXDE も試用してみた

Fedora20_LXDE_desktop.jpg

Fedora 20 LXDE Spin 版を試用。
地味な印象の LXDE なんで、デスクトップは少々カスタマイズ。
なお今回からは、標準への構成追加ではなく、新規インストールです。

実稼働二週間程度の感想に、ちょっとしたカスタマイズも記載。
ついでに Cinnamon 環境の追加導入も試してみました。

○ fedora 20 LXDE の入手
取り敢えず、入手は以下から。

fedora SPINS fedora LXDE Desktop
http://spins.fedoraproject.org/lxde/#downloads

fedora 20 自体インストールが素早いのですが、上記サーバも超高速。
ダウンロード開始から実稼働まで、 30 分程度で全てが完了したのには驚き。


○稼働の雑感
fc20LXDE_sysinfo.jpg


これはもう「軽い=低機能」と割り切る人向けの環境じゃないかなぁ。

★動作感
まずもって LXDE =軽量≒軽快ってのは、ともすれば誤認。
低リソース消費なことと、たとえ低スペックでも現行 PC 上の軽快さは別モノ。
稼働初期は常にアプリ起動が遅く、シャットダウン系も遅いというのが現実。

「 2D 描画対応で軽快な環境」なら、明らかに MATE か Xfce の方が優越かと。
( MATE-Compiz では、要 compiz 削除ですが)

★リソース負荷
fc20_LXDE_sysmon.jpg
標準構成でアイドル時の RAM 消費は 290MB ぐらい。
ただし、幾つかアプリを動かすだけで、画像のようにかなり平凡な値に。

とどのつまり、低 RAM 消費=稼働機能が僅少というだけのお話。
でもさぁ、標準の軽さが活きる PC スペックって・・・十年前モノとかじゃね?
それだと、この RAM 消費量でもギリじゃね?

★設定系
ここも「軽量化」の代償として、極めてミニマムかつ低機能。
正直なところ、シンプルを通り越して、有用な設定に乏しいという感想。
また、一部メニュー等で日本語化が完全ではない。


○ LXTerminal 起動キーバインドについて
上でも触れたけど、 GUI にはキーバイド設定すらない。
で、取り敢えず「端末」起動のショートカット・キーを設定することに。

code:
leafpad .config/openbox/lxde-rc.xml
(下画像では gedit で開いてます)

に始まる項目に、以下を追記
<keybind key="A-C-t">
<action name="Execute">
<command>lxterminal</command>
</action>
</keybind>


場所はキーアクション系のどこでも良いと思ったけど、一応アプリ項目にしといた。
LXDE_keybindings.jpg
画像の行番号など参考に、なんとなくで。

設定の反映
code:
openbox --reconfigure


○パネル 2 ( Dock 化)について
Open-Box 設定に「 Dock 」項目があるが、良く解らないけど機能しない。

なので諦めて GNOME 2 系と同様にパネル 2 を Dock 化。
Panel2_directory_menu.jpg
基本問題ないんだけど、「ディレクトリメニュー」の動作がオカシイ。
画像のように、サイズを Dock 化するとアイコン直上でない位置にメニューが開く。

fullsize_panel2.jpg
どうやら「全長時の相対位置」にしか、出ない模様。

対策としては、両脇に「空白(引き伸ばし)」を入れ、背景透過するしかないかな?
その結果が、トップのデスクトップ画像でした。


○ PCManFM gksu の対策
標準では管理者権限昇格( Root として開く)が効かない。
fc20 には gksu が無いので、 beesu を利用する。

code:
sudo yum -y install beesu

PCManFM 側設定は
設定>高度な設定(A)>ユーザ切り替えのコマンド(S)
beesu %s

pcmanfm_gksu_set_beesu.jpg

有効化には PCManFM 要再起動だったかと。
で、「 Root として開く」(赤枠の鍵マークの状態)が可能に。
pcmanfm_open_as_root.jpg

ってかさ、公式 Spin なのに、なんでこの設定無いの?


○ Cinnamon Nemo について
「 LXDE ベースにしたら、一番シンプルな Fedora-Cinnamon じゃ?」
と思ったのが発端 ⇒ 結果ダメ、というか複数の対策が必須。

結論としては一応動くけど、対策すれば万事オッケーというほど単純でもない。
fc20LXDE_Cinnamon.jpg
画像では・・・ LXDE-Cinnamon とは判りませんね。
ムダに頑張るより「 Cinnamon 対応は標準 Fedora のみ」という認識が吉かと。
やれば判りますが、 Cinnamon 環境の追加で LXDE の軽さは意義を失います。

※動作互換解決への初歩ヒント
各種の互換問題は、 WM と polkit 等が動作関与するるらしい。
それら対策パッチ群を提供してる開発者さんもいらっしゃいますね。
でもぉ、その手間とリスクを考え合わせると、そもそも LXDE って要るの?


○ Yum アップデートの問題
コレ実は LXDE 環境のみならず、全 Fedora に共通なんですけどね。
標準 Yum 設定では、状況により動作問題が生じようが、お構いなしに更新される。

上記も絡み、標準外アプリ拡張などが多そうな LXDE 環境では、特に要注意かと。

※追記訂正※
全てを確認した訳じゃありませんが、コレたぶん、修正されてるっぽい。
もう今は、端末や yumex による通常の更新操作で問題ないかと。



○まとめ
シンプル=低機能なだけで、動作を含め、他環境と比較しての優位性は感じない。
それに正直、ターゲットとする動作環境がかなり微妙だと思う。

あくまで標準構成で足りる、もしくは趣味的にフルカスタマイズする人向け。
連想できるのは、サーバとか CUI 環境での補助 GUI 向きかなぁ?


今年から 10 年モノは検査義務付けらしい。
スポンサーサイト

«  | HOME |  »