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2014
07
13

Ubuntu 14.04 Unity だけど、 GNOME 3.12.2 入れてみた

GNOME3122_ubuntu1404.jpg
(画像の GNOME-shell には複数の拡張導入済み)

Ubuntu 14.04 Unity 環境に、GNOME-shell 3.12.2 を入れてみました。

えぇまぁ、本来『 それ、やっちゃダメ ! 』な環境追加例ですね。
正しくは Ubuntu-GNOME 3.10 をアップグレードすべきです。

ただ Ubuntu-GNOME の新規導入は、正直メンドかった。
でも「最新系 GNOME-shell の動作検証」とかしてみたいと。
という訳で、実験くんの人柱レポート。

一応、一週間ぐらいは動作確認し、Unity の復旧検証も二回やってます。
ただし、非公式・非推奨な手法には違いないので、そのつもりで。
お馬鹿な読み物として、または動作検証用の参考まで。

※注意
Ubuntu 14.04 Unity への GNOME 3.12 環境追加は、以下を招きます。

⇒ Unity デスクトップが、セッションごと消失します。
⇒ GNOME-shell 3.10 以降に非対応なセッションも、消失します。
⇒ GNOME 派生系のデスクトップ環境に、動作問題が生じる可能性があります。
⇒利用中の GNOME 系アプリの設定等が、無効・消失する可能性があります。

その他意図・予見しない問題も、あるかも。
転んでも泣かない、一人で起き上がれる子向け。

○実行環境
導入前 Ubuntu は、前記事と同じ日本語 Remix 64bit 版

動作 PC
M/B :Intel DH61BE
CPU :Core i5-2500T(ES)
GPU :nVIDIA GT520
RAM / HDD :8GB / WD1602ABYS(160GB)
sysinfo_GNOME_shell.jpg
この表示内容自体は、Ubuntu-GNOME 3.10 でも全く一緒。


○ GNOME3.12 系の追加導入

コマンドにて
 code:
sudo add-apt-repository ppa:gnome3-team/gnome3-staging
sudo add-apt-repository ppa:gnome3-team/gnome3
sudo apt-get update
sudo apt-get dist-upgrade

sudo reboot


※備考
ちょっとしたタイミング? upgrade / dist-upgrade を二回要した場面アリ。
今週:問題なし、十日ほど前:要実行でした。 一応念の為に、要確認かも。

※追記
再確認したら、gnome の schema 関係が競合で更新保留になってました。
初期起動には問題ないので、起動後に synaptic で修復すれば良いかと。


○ Ubuntu-GNOME 3.12.2 の稼働所感
本家による、概要解説は以下
GNOME 3.12 リリースノート

・追加点と Ubuntu-GNOME の差異
上記の変更はあるんですが、Ubuntu-GNOME 3.12.2 としては
「 GNOME Software 」「新開発のビデオ」「ソフトウェアアプリケーション」
が非導入なので、残念ながら全体的に 3.10 と殆ど変化なし。


・描画がヘン
3.12 系で改善された筈のトップ・バー描画が、残念仕様に。
detail_GNOME3122.jpg

コレって Ubuntu 環境に固有? 超カッコ悪い部分黒抜きのバー。
GNOME_terminal312.jpg

UI が大幅変更された gedit も、残念な感じしかしない
UI_gedit312.jpg

あと、ここの描画って、他環境だと「透過」するんですよね。
GNOME312APP_Cinnamon.jpg
画像は Cinnamon 環境だけど、Xfce でも同様表示になります。

う〜ん、GTK+の描画指定とか解釈が違うの?とにかく、ヘン。
何れにせよ、漸次更新で解決するかな?

あと、よく分かんないけど...「 Classic 」が、ただの拡張制限版に。
切り替えても GNOME か Classic か、パッと見で分かんなくなりました。
もしかして Classic って、(また)廃止なの?


・動作の改善
3.10 系までは「拡張をアレコレ弄ってると、頻繁に shell が落ちる」
に対し、3.12 系は「 shell クラッシュ⇒瞬時に自動で再起動」でした。

試用してると何度も落ち、「 3.10 って、弱虫でメンドクセぇ奴だなぁ」
って思ってたので、この改良はジャスミートで美点。


・スマートな描画⇔肥大する稼働負荷
sysmon_GNOME312.jpg
あ、いや、この画像は稼働後だし、キャッシュ込でごく普通の値です。
起動直後の RAM 消費量は、確か 700MB 前後だったかと。
この点は Unity , KDE , Cinnamon , MATE 環境間に、さほどの差はありません。

ただ、自慢の Activities 表示
Activities_app_gnome_shell.jpg
コンポジットかつ全画面のサムネイル描画なんで、高負荷も避けようがない。

画像は「こんだけアプリ起動しても、Win キーひと押しで一目瞭然」の便利さ
⇔アプリ起動通知は要らない、を表現したかったんですが...負荷スゲー。

まぁ使い方次第だけど、美麗でスマートな描画⇔ぶっちぎりの稼働負荷かも。

※関連 類推される推奨の PC 動作要件
GNOME のみならず KDE , Unity , Cinnamon , MATE に共通で

CPU : C2D 3GHz 以上
RAM : DDR2-2GB 以上
GPU : Geforce GT8500 以上

デスクトップ PC で、 7 年前頃のミドルスペック〜現行ローエンド相当かな?
少し甘めに「推奨」としたけど、快適度で言うと「下限」「必須」のレベル。
もし「快適」優先なら、RAM と GPU だけは、この倍性能が欲しい。


・ GNOME 3.10 ⇔ 3.12 移行時の拡張対応
基本的には両対応だったんですが、移行で相互に利用不可となるものが複数。
一度削除し、再インストールすれば問題なく動くようです。


○ GNOME-shell オススメ拡張とか

Gno-menu( Top 画像参照)
https://extensions.gnome.org/extension/608/gnomenu/
Cinnamon っぽい高機能系のメニュー拡張。
セッション(電源)管理もついてて、他環境からの移行でも馴染みやすいかと。


Simple dock( Top 画像参照)
https://extensions.gnome.org/extension/815/simple-dock/
Docky より使い易い?シンプルで高機能な最強? Dock 拡張。
単に Dash (お気に入り)を下配置しただけじゃない、絶妙な動作感です。

※備考
使用感は好き好きだけど、任意の場所へ Menu を展開する便利アプリ。
"cardapio" in Trusty ( Webupd8 )
http://www.ubuntuupdates.org/package/webupd8/trusty/main/base/cardapio


Topicons
https://extensions.gnome.org/extension/495/topicons/
他環境&旧 GNOME-panel 同様に、トレイアイコン表示させる拡張。
これはもう、PC 稼働では必須でしょうかね。
この機能が標準でなく拡張なのが、GNOME-shell のナナメ上な進化っぷり?


○ GNOME-shell 3.12 の削除
Unity 環境の復旧、及び GNOME-shell 3.10 へのダウングレードを行います。

 code:
sudo apt-get install ppa-purge
sudo ppa-purge ppa:gnome3-team/gnome3-staging
sudo ppa-purge ppa:gnome3-team/gnome3


↑ここで多数パッケージが、ダウングレードや削除等されます↓
gnome3staging_downgrade.jpg

sudo apt-get autoremove
sudo reboot

sudo apt-get install ubuntu-session unity-control-center
sudo reboot


結果ログインメニューには、Unity と GNOME セッションが並ぶかと。

もちろん GNOME セッションは、Ubuntu-GNOME として起動可。
Ubuntu1404_GNOME310.jpg
私は試用継続中なのでやってませんが、GNOME セッション削除には
「 gnome-shell 」「 gnome-session 」を削除すれば良い気がします。



う〜ん BBQ 用に欲しいかも。
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