2014
07
26

Fedora 20  ibus-mozc 1.15 更新後の日本語入力

mozc_r234.jpg
参考: mozc 1.15.1814.102 (r234)
https://code.google.com/p/mozc/wiki/ReleaseHistory


7/9 (日本時間)付けで、mozc / ibus-mozc の更新が来てますね。
で、とうとう Fedora 20 でも、iBus 1.5 系の動作仕様になっちゃってます。

iBus 1.5 系での動作問題は、昨年から散々騒がれてますんで、ここでは割愛。
ざっと「 iBus-mozc + 半角/全角キー切替え」での対処法を書いてみます。

○構成環境と、その稼働問題について
ここで問題視される(従来とは違う)動作になる構成としては
「 IM に iBus + IME に mozc を利用」+「モード切替えに半角/全角キー」
という環境+操作系になります。( IME は anthy 等でも一緒)

「半角/全角キー」押す⇒従来通りインジケータ・アイコンは変化しますが...
f20_ibus115_mozc.jpg
入力モードが「直接入力(要は英数字)」規定で初期起動しますね。

ここで mozc アイコンをクリック⇒その都度、任意にモード変更は可能。
ただし、「入力モード(あ)」規定で起動することは出来ません。

従来(及び、期待される)の規定動作はこっち。
f20_ibus_moz_input_mode.jpg

この点は「 iBus 1.5 系の仕様」と「入力モード設定」との齟齬になります。
まぁ簡単に言うと、更新後はコレが仕様です。


○対処その 1 : mozc / ibus-mozc 1.15 系更新のまま、使いたい
上記の通り、iBus 仕様と mozc 設定間の問題なので、修正自体は容易です。

 code:
ibus-setup
ibus_setting_next_IME.jpg
で起動する「 IBus の設定」の「次の入力メソッド」を空にします。
(従来のモード切替え設定では、Zenkaku_Hankaku になってるハズ)

※関連発生する問題点
ただし、上記設定⇒インジケータ・アイコンが mozc 固定になります。
つまり、今が英数字入力か?日本語入力か?アイコンからは識別不能。


ちなみにこの点は、iBus の「仕様」に依るため、今後も修正不能です。
※ Fedora で独自対処ならアリ⇔ openSUSE は独自パッチで対処済み
⇒ iBus 開発陣は、係る仕様の追加を明確に拒否。


○対処その 2 : mozc / ibus-mozc を 1.12 系に戻す
もう単純に更新以前の版に戻し、従来の設定・操作を維持します。

Yum Extender を起動し「 mozc 」検索
ibus_mozc_downgrade.jpg

その中の「 mozc 」「 ibus-mozc 」を選択右クリック
出てきたメニューから「ダウングレード パッケージ」を選択します。(画像参照)

exec_downgrade_mozc.jpg
mozc-1.15.1814.102-1.fc20.x86_64 (更新後パッケージ)
mozc-1.12.1599.102-1.fc20.x86_64 (ダウングレード)
なお mozc / ibus-mozc はバージョン一致必須にて、同版です

ただしコレをやると、当然ながら mozc への更新情報が常時出ちゃいます。
subject_upgrade_mozc.jpg

なので、 yum プラグインからバージョン固定(非更新)することで対処。

まずプラグイン「 yum-plugin-versionlock 」を導入
 code:
sudo yum -y install yum-plugin-versionlock

次いで、mozc と ibus-mozc を ver,1.12 でバージョンを固定します。
 code:
sudo yum versionlock mozc ibus-mozc

f20_versionlock_plugin.jpg

バージョン固定を解除したい場合
 code:
sudo yum versionlock delete mozc ibus-mozc

その他複数を指定、その全解除したい場合
 code:
sudo yum versionlock clear

※更新しなくて問題ない?
mozc / ibus-mozc 更新情報によれば、セキュリティ関連の更新ではなく
ground_upgrade_mozc.jpg
「 SIGABRT エラーでクラッシュ( 1100974 )」対応とのこと。
同エラー参照
https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1100974

同問題が出ない環境なら、差し支えないかと。


○対処その 3 : openSUSE Factory の fcitx-mozc にする
iBus 排除、fcitx 移行したかったけど Fedora には fcitx-mozc がない。

なんで openSUSE Factory から、パッケージ拝借してみます。
関連必須は「 mozc 」「 mozc-gui-tools 」「 fcitx-mozc 」らしい
ついては、導入時点のこれら最新版 rpm パッケージを、web探索のこと。

取り敢えず、RPMfind.net 利用が明快でしょうか。
fcitx_mozc_rpm.jpg
rpmfind.net Index
http://rpmfind.net/linux/RPM/index.html

※備考
mozc と fcitx-mozc ( mozc-gui-tools )はバージョン一致が必須。
Fedora と openSUSE で一致なら良いのですが、違うのでセット導入です。
なお、現時点の openSUSE 版は、Fedora の新旧中間となるバージョンでした。
関連して(更新済みなら)ダウングレード、かつ versionlock も必須かと。

※導入実行
rpm パッケージはホーム下に置き、以下コマンド実行。(動作確認済み)
なお各パッケージ・バージョンは、現時点の内容です。
ちなみに実行環境は Xfce なので、GNOME 等では多少違うかも?

iBus 環境 から fcitx へ
 code:
sudo yum remove ibus-mozc mozc
sudo yum localinstall mozc-1.15.1785.102-1.2.x86_64.rpm mozc-gui-tools-1.15.1785.102-1.2.x86_64.rpm fcitx-mozc-1.15.1785.102-1.2.x86_64.rpm
sudo yum install -y fcitx-configtool
imsettings-switch fcitx


fcitx を iBus へ戻す
 code:
sudo yum remove fcitx-mozc
sudo yum install mozc ibus-mozc
imsettings-switch ibus



○まとめ、他
現状で扱い易いのは「対処その 2 」のダウングレードかな?
何れにせよ、iBus に慣れるか移行かは、選択必須でしょう。
上記は mozc に拘ってますが、まぁ公式 fcitx-anthy などの手もあります。

ちなみに、ググると fcitx-mozc の私家ビルド / リポジトリもあるようです。
同成功例・公開手法を参考に、自身でビルドする手もアリでしょう。

え? iBus はダメかって?
個々人で捉え方はあるでしょうが、ほぼ「 iBus 1.5 はクソ」で確定かと。
その辺の周辺事情は、取り敢えず「 ibus 1.5 」でググってみて下さい。

更に何より問題なのは、iBus = GNOME 環境標準だって事。
巨頭ほど糞溜め化(個人主観)する、「自由な世界」の新潮流を感じますねぇ。
彼らは一体何のために、誰のために、闘ってるの?



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