2014
12
19

Fedora 21 に、Cinnamon 入れてみた

Fedora21_Cinnamon_desktop.jpg

前記事の Fedora 21 Xfce へ、Cinnamon 環境を追加してみました。

試用の範疇では、追加導入や基本動作について、さほど問題なし。
まぁでも一応は、非公式環境との認識・利用が望ましいかと。

需要を想定すると、標準= GNOME からの変更が多いのかな?
でも最初から Cinnamon 環境を望むなら、コッチの方が簡易構成かと。
ただ名称 " for GNOME " にて、本来は Workstation 適用扱い?
↑※追記:どうも Workstation = GNOME と置き換え可、という意味っぽい。
取りあえず、他 DE との併用でも、特に問題無しかと。


えぇっと、周辺説明とか不要なら、サクッと以下にて。
 code:
sudo yum -y install cinnamon
 or
sudo yum -y groupinstall "Cinnamon Desktop"

※追記
Fedora 21 workstation (GNOME) への Cinnamon 追加記事もあります。
なお同記事では、Cinnamon 移行と GNOME 環境の完全削除・他にも触れています。
Fedora 21 Workstation - Cinnamon の巻

○ Fedora 21 Cinnamon の導
パッケージ= Fedora Project、リポジトリ= Fedora Update 提供です。
参考: Fedora packages Cinnamon
https://apps.fedoraproject.org/packages/cinnamon

コマンド導入
code:
sudo yum install cinnamon (基本のデスクトップのみ入れたい場合
sudo yum groupinstall "Cinnamon Desktop" (フルオプション)

sysdetail_Fedora21_Cinnamon.jpg
セッション選択は、ログオン画面パネルの、電源制御となりボタンから。
標準を忘れましたが、無いなら前記事「ログオン画面の意匠変更」参照。

ロケールや IM 設定類は、未設定で追加前環境を継承しました。

※備考
「フル」導入してみましたが、やたらに余計なアプリ・拡張類は入りません。
でもアプリ等の取捨選択が判断可なら、やはり基本形の方がシンプルかと。

※注意
なお、前回 Xfce-Nemo 設定の場合、デスクトップ動作を戻す要ア
リ。
「システム設定」>「デスクトップ」にて
settings_cinnamon_desktop.jpg
既定に複数項目があるので、コマンドではなく GUI 設定が明快です。
やらなくても問題なく見えますが、一部に動作問題を生じます。


○動作問題について
深刻じゃないんですが、利用状況によっては、頻繁に発生します。

アプリやウィンドウを次々開くと、引っ掛かり感 or クラッシュ。
ここでクラッシュ発生の場合、同時に壁紙も標準に戻されます。


突発的ですが、観察の限り CPU や RAM 関連の起因とは別モノ。
どっちか言うと、muffin が不安定って印象。


○テーマ等の設定について
最新 Cinnamon 2.4.5 って、逆に本家等の安定版では、未見の内容。
で、以下 Fedora-Cinnamon 固有か? Cinnamon の問題か?は不明。

 ▼テーマ類が描画されない
themes_Cinnamon_ctrl_center.jpg
機能面で「なるほど」とは思うものの、直感的には少々分かり辛い画面。

give_no_indication_Cinnamon_ctrl_center.jpg
ともあれ、問題は「適用可なのに、描画されない」テーマ類が殆どな点。


 ▼パネルのサイズ設定がトリッキー
この点は、最新というより 2.4 系共通のハズ。

初期設定(たぶん標準テーマ CSS 依存)は、やたら細かくて見辛い。
options_size_normal.jpg
パッと見で、パネル: 23px 縦幅 / アイコン・テキスト領域: 21px 縦幅。

「じゃあパネル幅とアイコンサイズ等の拡大を」と思うと・・・
options_size_both.jpg
この時点で実拡大されるのは、「パネル幅」と「通知エリア」のみ。
目測概算で、パネル: 26px 幅 / 通知エリア 24px 前後へ。

「あっそう、もういいよ」と、パネルサイズのチェック外すと・・・
options_size_clear.jpg
今度は通知アイコンのみ標準に戻り、その他は拡大適用される。

挙動からは、標準と任意テーマ CSS 、それと設定間の齟齬に見えます。
まぁ仕様ですが、「ユーザ意図しない動作」観点なら、バグ相当ですね。

なお一旦変更して戻すと、パネル幅小でも、通知エリア以外は拡大可。
まっ何にせよ、好みの設定に近づくよう、アレコレ試してみて下さい。


○ GTK3.1x + Cinnamon 共通テーマの導入(任意)
Xfce ベースだと、GTK3.1x 系テーマ僅少なので、探してみました。

GNOME-Look.org Ambiance Crunchy 14.11
http://gnome-look.org/content/show.php/Ambiance+Crunchy?content=151181&PHPSESSID=71d7afe1673c895bc41eb12b8fa32ba2
内包ファイルを確認しつつ展開、/usr/share/themes へ配置にて、適用・利用。

一部は余計ですが、Cinnamon テーマも含むし、無難なデザインかと。
 appearances_folder

ただし同テーマでも、Cinnamon 関連導入な GNOME 電卓に描画問題アリ。
 appearances_gtk_theme
枠内に設定メニューが表示されてるんですが・・・殆ど見えない。
まぁ Xfce 標準の Galculator もあるし、特に問題ないでしょう。

ちなみに、この種の問題は一概に GTK テーマ依存とは限りません。
関連 gtk-theme-engine や、アイコン・テーマ適用にもよります。


○ Google Chrome 導入など
Google Chrome
https://www.google.com/chrome/browser/desktop/index.html

上記リンク先「 Chrome をダウンロード」クリックにて
install_Google_Chrome.jpg
種別選択と「同意してインストール」ボタンから、リポジトリと共に同時導入。
なお時々重かったり、リンク先が開かなかったりするんで、冷静に。

※備考
同公開鍵の導入
 code:
sudo rpm --import https://dl-ssl.google.com/linux/linux_signing_key.pub

※備考 2
Fedora では、同オープンソース版 Chromium は、公式非サポート。
同コミュニティからのみ、導入可となります。

Fedora copr chromium-russianfedora-tested
http://copr.fedoraproject.org/coprs/churchyard/chromium-russianfedora-tested/

▽ クリップボード・マネージャーついて
もちろんお好み次第ですが、Xfce 標準 Clipman も利用可です。
「自動起動のアプリ」にコマンド: xfce4-clipman


○雑感
う~ん、深刻じゃないけど、細かい部分でやや不安定な印象。
それと Xfce 環境との併用では、相互影響があるんで、どっちかで。

※追記:↑ Xfce 環境との相互影響の対策
 1. Xfce 上で dconf ( Nemo desktop )変更
 ⇨ Cinnamon 上で、都度に「設定」>「デスクトップ」設定し直す
 2. 「自動起動するアプリ」が Xfce ↔ Cinnamon で異なる
 ⇨ Xfce 側で共通しない自動起動アプリは、セッション保存で対応
※追記ここまで

まぁ「出来る事」に差はなく、簡易にカッコイイ GUI が得られる= Cinnamon かな。
ただ、その点で稼働時の CPU 負荷は高く、瞬間的には 2.5 倍、継続時間で 3 倍。

でも 比較が Xfce でなく GNOME なら、その内容は逆転するハズ。
いやまぁ、そんなチマチマした比較検討を要する PC では、使わないか。




「 Linux なら旧式 PC も復活」なんて、ある種、宗教勧誘みたいな話。
ってかさ、軽量系 Linux の、最新かつ最たるモノ= Android では?

既に旧型だけど、コスパ重視でなら十分に現役かと。
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