2015
01
25

Fedora 21 Workstation MATE の巻

Fedora21_Workstation_MATE_Desktop.jpg

Fedora Workstation = GNOME を、MATE 環境へ置換します。

えぇっと、前回に続き お察し下さい 企画?第二弾です。
今回ベースには、以前記載のクラッシュした Workstation を流用。
成り行き上、環境は今回も MATE 置換+ GNOME 全削除でっす。

なお、追加構成と Spin 版 MATE-Compiz の差異は不明。
ってか、使ってみたら動作問題ナシだけど GUI 機能他に不足アリでした。
そんなこんな、追加版 MATE の稼働メモやら対策をば、少々。

あ、あと細かい設定とかは、過去記事を参照願います。



○ MATE-Desktop パッケージの概要
パッケージ= Fedora Project、リポジトリ= Fedora Update 提供。
参考: Fedora packages MATE-desktop
https://apps.fedoraproject.org/packages/mate-desktop

○ MATE 環境を導入
端末にて、以下
 code:
sudo yum -y groupinstall MATE-Desktop
sysinfo_f21_workstation_MATE.jpg

※備考
不思議なことに「デスクトップ( desktop-settings )」が不足。
代替 GUI 設定には「 dconf エディター」が必須かと。
 code:
sudo yum -y install dconf-editor

なお GNOME = GDM の削除と lightDM への置換は、前記事参照。

※参考
追加した、デスクトップ・テーマとか
 code:
sudo yum -y install mate-icon-theme-faenza mate-theme-extras


○ ibus-anthy の導入と設定
日本語入力環境 に ibus-anthy を利用、以下を設定します。
 code:
sudo yum -y install ibus-anthy

 ▽ IBus の設定
GNOME 環境では「 IBus の設定」非表示なんで、以下から。
 code:
ibus-setup
IBus_setup_f21_MATE.jpg


 ▽ Ibus デーモンの設定
何故か? Ibus デーモンが動いてませんでした。
「自動起動するアプリ」を、以下コマンド or メニューから起動。
 code:
mate-session-properties
startup_ibus_daemon.jpg
「追加(A)」をクリックして、以下情報を入力

(設定例:コマンド以外の名称は、任意です)
名前(N):  ibus デーモン
コマンド(M): /usr/bin/ibus-daemon -d
説明(E):  ibus の起動



 ▽.bashrc の編集
~/.bashrc に以下を追記。

export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus


最終的に、一度再起動します。(たぶん、ログオフで可だけど)
 code:
sudo reboot

※備考
後で気付いたのですが、上記が要設定なのは、パッケージ不足に起因?
 code:
sudo yum -y install imsettings-mate

上記で「コントロール・センター」に同メニュー追加になります。
あぁでも、上記の手設定で済ませたので、追加で解決かは未確認でっす。


○ Pluma の Shift_JIS 文字化け対策
既定エンコード=「西欧(英語)」で、Win 編集テキストが文字化け。

公式には、メニューバー:「ファイル(F)」→「開く(O)」の画面下
「エンコーディング(H)」をプルダウン→「追加と削除」から設定らしい。
set_encod_pluma.jpg

ですが・・・無効というか、設定無反映でした。
なので、「 d-conf エディター」で設定。

▶org ▶mate ▶pluma と開き
edit_pluma_encod_dconf.jpg
『 auto-detected-encordings 』項をダブルクリックして、編集します。
デフォルト値:の 'ISO-8859-15' 部分を 'Shift_JIS' へ書き換え。

※備考
コレも原因は groupinstall でのパッケージ不足っぽい。
えーっと、後で追加して直ったんだけど、どのパッケージだったか?不明。


○ caja 関係
 ▽拡張を追加
「管理者権限で開く」と「ここで端末を開く」拡張。
 code:
sudo yum -y install caja-beesu caja-open-terminal

※備考
Dropbox 利用なら、caja-dropbox も追加。


 ▽デスクトップ・アイコン関連の設定
上で触れたように、「デスクトップ」がありません。
なのでデスクトップ挙動=アイコン表示 / 非表示の GUI 設定不可。

と言う訳で、同設定も「 d-conf エディター」で代替。
▶org ▶mate ▶caja ▶desktop と開き
edit_caja_desktop_icons.jpg
項目内の icon 関連を編集。


○デスクトップ設定の関連メモ
 ▽パネル・アプレット:「起動中のアプリ通知」機能
getting_running_app.jpg
MATE での同名称は「ウィンドウの一覧」らしい。
ってかさ、なんでこの手が標準稼働じゃないの?


 ▽デスクトップ・アイコン(ランチャ/ショートカット)について
GNOME2 =旧 Windows 風デスクトップなんで、ソレ系を意識した設定など。
 1.フォルダ
create_symboliclink_folder.jpg
作成したい( /home 下)フォルダを右クリック→「リンクの作成(K)」
出来た「~へのリンク」フォルダを、デスクトップ上へドラッグ&ドロップ。

 2.アプリ
create_desktop_launcher.jpg
メニュー上の該当アプリを右クリック→この「ランチャを~(D)」で作成。

※備考
ちなみに同アイコン類は画像・名称とも、任意に変更可。
f21_MATE_desktop_icon.jpg
こんな感じに、変更(お遊び)も出来ます。

※備考 2
メイン・メニュー項目は、パネル位置に無関係で「プルダウン」表示のみ。
この点で「 MATE 既定の形式=パネル上表示」ということでしょう。
今回あえて旧 Win 風な配置で作ってますが、実は使い辛い。


 ▽フォント・レンダリングの設定
前から奇妙に思ってるんだけど、MATE の旧世代風な拘り? 既定表示は汚い。
font_rendering_MATE.jpg

「外観の設定」→「フォント(タブ)」の「描画の種類」「詳細(E)」にて設定。


 ▽任意フォントの導入
MATE だと gnome-font-viewer が削除になるんで、機能を確認してみた。
install_font_caja.jpg
結果は書くまででもなかったけど、ttf ファイルをダブルクリックするだけ。


 ▽最前面ウィンドウが、入力選択ウィンドウとは限らない
「常に」じゃない分、遭遇するとイラッとします。
最前面ウィンドウでも、ポインタ位置によっては、入力選択じゃない場合がある。
解決には、一度入力したいウィンドウのクリック選択を要します。

ちなみに「ウィンドウの設定」には
window_settings_MATE.jpg
同設定があるように見えますが、全く関係なく発生。
というか、ユーザ設定に反し、同チェックされたような挙動です。


 ▽ Compiz について
Spin 版= MATE-Compiz ですが、追加版では Compiz は入りません。
何となく、MATE を使いたい人が Compiz を欲するとは思えませんが・・・

一応、以下パッケージが同内容みたい。
compiz-mate compiz emerald

たぶん Alt-tab 等のデスクトップ機能や、ウィンドウ装飾用かな?
逆に MATE-Compiz で Compiz 不要なら、上記を削除すれば良いかと。

なお標準コンポジット描画は、「ウィンドウ」に設定項目アリ。
composit_settings_MATE.jpg


○オマケ
 ▽ lightdm-gtk3-greeter =ログオン画面を編集設定 (任意: lightDM の場合)
 code:
sudo pluma /etc/lightdm/lightdm-gtk-greeter.conf

[greeter] 以下、文頭のコメントアウト(#)は取って、記述編集・保存。
 設定例(例では、フォントを事前導入)

[greeter]
background=/usr/share/backgrounds/mate/desktop/Float-into-MATE.png
theme-name=Green-Submarine
font-name=MMCegar P 11
xft-antialias=true
xft-dpi=96
xft-hintstyle=slight
xft-rgba=rgb
show-indicators=~session;~power
show-clock=true
clock-format=%B%e日 (%a) %R



○ MATE 雑感
Fedora-Package MATE 側の問題? 完成度・動作共に、微妙。
特に GNOME 3 系での近似開発 Cinnamon と比べると、イマイチかなぁ。

初見では、エフェクトがなく、シンプルさもあって軽快に見えるけど・・・
使い込むと初回のアプリ起動が遅い、稼働時 RAM 消費の肥大が気になる。

初期 RAM 消費は GNOME の半分近く ⇨ でも同等活用だと、僅かに RAM 消費大。
同一セッションで頻繁に起動するアプリは速い ⇨ 初回起動だけは、酷く遅い。


スペック依存面として「旧式 PC で使うと、軽快な部類」でしょう。
ただ現行系 PC では、問題視する程じゃないけど、全てに軽快って訳でもない。
「シンプル=軽量=高速」三段論法になりがちな Linux では、誤解されやすいかも。

んまぁ、そんな細かい事より 旧 GNOME / Win 風の動作が好ましい方向け。
その点では、素晴らしい再現度というか、期待の動作をしてくれます。
あと、グラデーション背景+透過デザインなど、独自アートワークが美麗ですねぇ。



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