2015
05
16

Linux Lite 2.4 使ってみた

LinuxLite24_Desktop.jpg

Debian "Jessie" ベースで Ubuntu "Trusty" 構成という、変わり種
Linux Lite ( GNU )2.4 を試用してみました。

私も初見で、てっきり「 Ubuntu 14.04 ベースの軽量系」とばかり。
ところが、なんとまぁ「 Jessie-Sid ベース」ですね。

この基礎に、独自ビルド&カスタマイズなアプリ群でデスクトップを構成。
更に Ubuntu-LTS リポジトリを用い、あたかも Ubuntu 系に仕上げてます。
また DE コンポジット初期無効にした Xfce で、名称通りの「軽量系」かと。

コレ何だろう? 仮に、既存著名系との比較で例えれば・・・
「 Linux Mint / LMDE のニッチ、独自な中間解」ってな感じ?
う〜ん「軽量系で、初級者向けの GUI 機能を備える」ってのは、確かかと。

ただ、Debian 系には Ubuntu 系目線で短所もあり、その辺の補正ナシ。
※追記修正:独自 GUI 機能・他で弄れば、殆ど Ubuntu 並になる。
あと日本語化も必須なんで、その点は「入門・初級向き」じゃあない。

いや、選択肢としては面白いし、デキもそんなに悪くもないですよ。
ただ私感としては・・・「今後に期待」かなぁ。

※後日後記
あとでノンビリ弄って ⇒ Debian ベースで良くぞここまで、って関心。
ってか、平易なユーザー本位に、素晴らしく細緻に設定されてます。

個人的には内容に敬意を覚えるし、メイン利用も考えてますが・・・
ごく客観的には、LinuxMint Xfce で、ほぼ同等内容が使えますね。


※追々記:(個人的に)ダメだコレ。 標準=独自カスタムだから、弄ると詰む。
そこを再修正するほどの、熱意は無いや。

○はじめに: デュアル・ブート不可
いや不可能ではないし、私も予見せずやっちゃいました。(後悔)
この件は本家フォーラムでも喧々諤々ですが、まぁ仕様ですね。

で、私見では「特殊な GRUB2 記述にて、不可」と忠告しときます。
なお Lite を「マスター」とし、同系だけなら一応は可。

※追記
コレ、後で Help とか本家ドキュメント再確認⇒「標準: UEFI boot のみ」が起因?
ただね、私もその程度は判って手設定でやったんだけど、ダメだったんです。
ただし、その後に修正がある or あったのかは、知らん。



○ Linux Lite 2.4 の入手
LinuxLite24_sysinfo.jpg
sourceforge : Linux Lite 2.4
http://sourceforge.net/projects/linuxlite/files/2.4/
確か JAIST ミラーなんで、iso 版でも普通に速いですよ。


○初期設定:日本語化など

システムには日本語環境(フォント)含まず、英語インストールのみ。
で、Ubuntu JP チーム・リポジトリより、サクッと日本語環境導入します。
 code:
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/trusty.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
sudo apt-get update


# IM も JP チーム版の fcitx-mozc を導入
sudo apt-get install fcitx-mozc

次いで Menu > Settinngs > Language Support から、関連設定
install_lang_ja.jpg

要するに、画像の感じで。
Language_Support_setting_JP_a.jpg
青枠:「日本語」を Top へ  (オレンジ枠:「 English 」は削除可)
緑枠:規定 IM を変更
赤枠:システムへ反映  (ピンク枠:「地域フォーマット」タブも設定)

ついでに、リポジトリも国内ミラーにしときましょうか。
repo_server_select.jpg
諸々終わったら、ログアウトないし再起動ね。

※備考
発生事由が分かんなかったけど、apt-get update で
「 extras.ubuntu.com trusty Release の公開鍵ねえよ」エラー。
そんときは、以下。
 code:
sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 16126D3A3E5C1192


○ Linux Lite の独自機能について
周辺知識・情報や端末操作を要する部分を、GUI 操作する系ですね。

人気アプリの一括管理系「 Lite Software 」
Lite_Software_LinuxLite24.jpg
著名・人気ながら、Ubuntu 非標準なアプリ群を一括管理できます。
 →本来の所要手順は PPA / 本体導入・削除等で、要・端末操作
んまぁ便利なんだけど、Dropbox だけは、コレで入れちゃダメかも。
 →ビルド形式が違う?透過重複「黒背景」問題が修正できない

Debian 系の設定短所を補える「 UserManager 」
LinuxLite24_Usermanager.jpg
Debian 系でメンドイのは、初期に「 root 」が存在しない点。
 →「 sudo 」可、「 su 」は設定すら不可(管理者パスなし)
この点を(画像)「 root 」選択「 change password 」から、設定可。
その他(理解があれば)、各ユーザのグループ選択・追加も可能。

えぇっと、その他の機能は、見れば判るかと。
ってか、半分は汎用アプリの名称・ UI 違いだし。


○標準機能へのデザイン補完
「 Whisker Menu 」
WhiskerMenu_LinuxLite24.jpg
最新版ビルドみたいで、機能も問題なく全稼働です。(環境自体は Xfce 4.10
※修正: ubuntu パッケージ参照で 4.10 と思ったケド、コレ 4.12 かな?

んで、今例では「カテゴリ」部の配色を変えてます。
(既存の) ~/. gtkrc2.0 ファイルに、以下(例)追記編集。
gtkrc20_LinuxLite24.jpg
style "App-detail"
{
base[NORMAL] = "#006686"
base[ACTIVE] = "#00ace9"
text[NORMAL] = "#fff"
text[ACTIVE] = "#fff"
}
widget "whiskermenu-window*TreeView*" style "App-detail"


細かい話は、Xfce カスマイズの過去記事参照。

なお同「マグショット」は、ログオン・ユーザ画像も兼ねてます。
Mugshot_LinuxLite24.jpg
幾つか試したら、少し周辺余白(透過)のある画像の方が、収まりが良い感じ。

ちなみに Linux Lite 標準ログオン画面は、lightdm-webkit-greeter
要するに Web サイト構成系のソースで描画する、新顔ですね。

同設定ファイルは以下
/etc/lightdm/lightdm-webkit-greeter.conf
同上 webkit-themes は以下にあります
/usr/share/lightdm-webkit/themes/linuxlite/

「端末」透過させたくね?
add_xfce4_terminal_LinuxLite24.jpg
些細な軽さより、ここはデザイン的に透過だろ JK ってことで。
 code:
sudo apt-get install -y xfce4-terminal

いやまぁ「処理能力的に不可」って貧弱機材なら、止めた方が吉。
必要ならホット・キー(「設定」>「キーボード」)も設定し直しを。


○標準アプリの補完
標準メディア・プレーヤーは(部分設定済な) VLC
VLC_LinuxLite24.jpg
高機能だし、だいたい事足りるんだけど、稀に再生出来ないファイルあり。

で、補完に SMPlayer (微妙だけど、VLC より軽い)も追加。
add_SMplayer149_LinuxLite24.jpg
Ubuntu 標準系でも良いけど、結構旧版なんで、最新版は PPA から。
 code:
sudo add-apt-repository ppa:rvm/smplayer
sudo apt-get update
sudo apt-get install -y smplayer smplayer-themes smplayer-skins


取り敢えず、コーデック類はそのままでも足りる。
希望により gstreamer-plugins の bad / ugly を。

※その他
標準ブラウザ: Firefox
旧世代風の UI 変更や、FlashPlayer-plugin の初期追加アリ。
同構成上の周辺事情は察するけど・・「 Canonical 版」ですね。

なお Flash 多用サイトで重い時の対処は、過去記事参照。

で、昨今 NPAPI / PPAPI 関連から、Google Chrome 併用も推奨しときます。
Firefox 標準= NPAPI (従来型プラグイン:レガシー系)
Chrome 標準= PPAPI ( Google 主導の最新系プラグイン)

PPAPI の美点
従来コンテツで問題多発ながら、 Linux 上では、明らかに軽快動作。
この点は Flash + Javascript 多用(通常そうなる)サイトで顕著。

Chrome で検索時、日本語入力が効かない ( Linux Lite の問題)
Google_Chrome42_LinuxLite24.jpg
アドレスバーでなく、画面上の検索窓(緑枠)でやってみそ。
※追記修正:コレ、Fedora , Ubuntu , LinuxMint じゃ起こらないと思ったけど・・・
再確認したら、Ubuntu 系だと、たまにあるね。


※備考
その他も Debian 系⇒ Ubuntu 系アプリ動作に部分問題アリ。
決して深刻じゃないけど、「初級者向け」志向なら、バグ相当かも。

あと、Lite 標準アプリの殆どは独自ビルド? 名称違い多数。
ソレはともかく、非標準名なんで、慣れた人ほど混乱する?


○その他
Linux Lite の「軽さ」度合いって?

起動直後の RAM 使用量:約 330MB (初期状態:かなり少食)同環境として平凡。
ディスク使用量:約 9GB (ひと通りの構築後:比較的多め)
起動・終了: Read 100MB/s 程度の HDD 上で数秒(かなり速い)
動作体感:機敏なハズだが、体感上は速くない(特に軽快でない)


各種ディストロに慣れた方は判ると思うけど、美点は起動・終了ぐらい。

RAM 消費少だけど、実用稼働上は、起動直後の数百 MB 差なんて意味なし。
意外なのはディスク使用量で、他ディストロ比でも、消費大な傾向。
動作体感も、同 PC 同 Disk 内の Unity , Cinnamon 比でも速く感じない。


ちなみに稼働 PC は、デスクトップ系で 3.5 世代ほど前のモノ。
Linux を扱う旧式機( Win-PC のお下がり)として、ごく平凡。
ってか私の Windows 機は、より新世代だけど、ずっと低スペックだしぃ。


旧世代デスクトップ PC を、廉価にリプレースするとしたら、この手?
ミニマム性能だけど、三万円台の廉価ノートよりはマシ。
RAM は DDR3 S.O.DDR3L-1600 4GB ADDS1600W4G11-R ←コレが実績アリみたい
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