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2015
06
04

Fedora 22 : DNF について

Terminal_dnf_help_Fedora22

F22 で移行・規定となった、パッケージ管理「 dnf 」の Tips です。

でも全般解説なんてムリ! 取りあえず、公式の対照情報などを紹介。
なお、当ブログ紹介の YUM 系設定の移行法などは、記載してみます。

○公式 DNF ドキュメント群
まずは主本文、コレはコマンド "dnf -h" ( Top 画像)表示と同様かな。
 ☆ DNF コマンド・リファレンス概要
DNF Command Reference
http://dnf.readthedocs.org/en/latest/command_ref.html

で、完全移行ながら、従来 yum からの移植・統合としては不完全。
 ☆ YUM からの廃止や統合・変更点
Changes in DNF CLI compared to Yum
http://dnf.readthedocs.org/en/latest/cli_vs_yum.html

 ☆ YUM プラグインからの変更・統合などについて
Changes in DNF plugins compared to Yum plugins
http://dnf.readthedocs.org/en/latest/cli_vs_yum.html#changes-in-dnf-plugins-compared-to-yum-plugins

 ☆未移植の YUM プラグイン
yum-plugin-aliases, yum-plugin-auto-update-debug-info, yum-plugin-changelog, yum-plugin-filter-data, yum-plugin-keys, yum-plugin-list-data, yum-plugin-post-transaction-actions, yum-plugin-protectbase, yum-plugin-ps, yum-plugin-puppetverify, yum-plugin-refresh-updatesd, yum-plugin-rpm-warm-cache, yum-plugin-show-leaves, yum-plugin-tmprepo, yum-plugin-tsflags, yum-plugin-upgrade-helper, yum-plugin-verify, yum-plugin-versionlock

 ☆ YUM ユーティリティーの変更・統合などについて
Changes in DNF plugins compared to Yum utilities
http://dnf.readthedocs.org/en/latest/cli_vs_yum.html#changes-in-dnf-plugins-compared-to-yum-utilities

 ☆未移植の YUM ユーティリティー
repodiff, repo-rss, show-changed-rco, show-installed, verifytree, yum-groups-manager

※備考: F22 では、標準に入ってないプラグイン
"dnf-plugins-extras-" の、以下内容は非標準。
debug, leaves, local, repoclosure, repograph, repomanage, snapper, tracer
んまぁ、個々で必要性が無い限り、特に任意導入の要ナシとは思います。

 ☆ dnf-plugins-extras ドキュメント
Extras DNF Plugins Documentation
http://rpm-software-management.github.io/dnf-plugins-extras/index.html


続いて、過去記事に掲載の yum , yum-plugin 代替設定など。
なお、ほぼ dnf 機能統合なんで、 dnf.conf の直編集が主です。

という訳で、同リファレンスを先に紹介。
DNF Configuration Reference
http://dnf.readthedocs.org/en/latest/conf_ref.html

参考: dnf.conf 初期値
[main]
gpgcheck=1
installonly_limit=3
clean_requirements_on_remove=true



○「 yum-fastestmirror 」:速いリポジトリ・ミラーを使う
DNF に機能内包、初期値が無効なので、有効にするだけ。
dnf.conf ファイルに任意エディターで追記編集します。

 code:
sudo gedit /etc/dnf/dnf.conf
fastestmirror_dnf_conf.jpg
#以下を直記述:真偽値 ture
fastestmirror=true
#任意オプション: IPv4 接続とする
ip_resolve=4


○「 package-cleanup --oldkernels --count=x 」:旧カーネル削除
これも DNF 機能内包、初期値: 3 (つ残す)で、更新時に自動削除されます。
もし規定値を変えたいなら、やはり以下で dnf.conf を直編集。

 code:
sudo gedit /etc/dnf/dnf.conf
oldkernel_leave_limit_dnf_conf.jpg
#初期規定の、以下 "X" 値を変更( "2" 以上 )
installonly_limit=X

※備考
DNF コマンドとしては「 kernel 」存在、ただし任意に指定の要アリ。
dnf remove kernel deletes all packages called kernel
http://dnf.readthedocs.org/en/latest/cli_vs_yum.html#dnf-remove-kernel-deletes-all-packages-called-kernel
注:仮に "sudo dnf remove kernel" とやると、稼働中を含め全削除。


○ 「 yum-versionlock 」:指定パッケージを自動更新させない
同 plugin は廃止だけど、conf 設定としては yum.conf 方式と同様。
 code:
sudo gedit /etc/dnf/dnf.conf

#以下記述で "xxx" に更新させたくないパッケージ名を入れる
exclude=xxx


○蛇足:挙動が良く判らない コマンド・プラグイン
 ☆「 dnf autoremove 」
何となく実行してみたら、まさかのお返事。
Terminal_autoremove_Fedora22.jpg
えぇっ!?稼働中の kernel 関連パッケージを削除します・・・とか。

同内容は "updates" の筈だけど、システム上は "installed" 扱いだった。
(いや、ローカル・インストールはしてないんですけど・・・)
その点で「削除対象」になったのかなぁ?


 ☆「 dnf-automatic 」
F22 には、標準に自動更新機能が無い。( Spins だけ?)
そこで「 DNF Automatic 」とやらを、導入・有効化してみた。

機能的には、yum-cron + yum-plugin-downloadonly 置換らしい。
その他、詳細は以下を参照のこと。
DNF ドキュメント「 DNF Automatic 」
http://dnf.readthedocs.org/en/latest/automatic.html

 ☆インストール
 code:
sudo dnf -y install dnf-automatic

 ☆任意設定:自動更新を有効化するには
規定は「更新ダウンロード・する」「更新・しない」となっています。
もしこれを、全面的に「自動更新」としたいなら、以下。

 code:
sudo gedit /etc/dnf/automatic.conf
apply_updates_automatic_conf.jpg
11 行目「 apply_updates 」項「 no 」(反転部分)を「 yes 」へ変更

 ☆自動更新サービスを有効にする
 code:
sudo systemctl enable dnf-automatic.timer
sudo systemctl start dnf-automatic.timer


 ☆稼働を確認
 code:
systemctl list-timers *dnf*

Terminal-systemctl_dnf-automatic_timer
コレみる限り、ちゃんと動いてるハズだけど・・・
稼働中、更新が有ることを知る ⇨ 通知も更新もナシ "PASSED" を返す。
同時刻、端末で更新を実行する ⇨ 全更新される。


他に別途設定が必要? 良く解らんが、意味ねー。
ってな訳で、同停止・削除も記載。
 ☆停止、及び無効化
 code:
sudo systemctl stop dnf-automatic.timer
sudo systemctl disable dnf-automatic.timer


 ☆削除
 code:
sudo dnf -y remove dnf-automatic


 ☆「 dnf update 」と「 dnf upgrade 」
「 update 」⇨更新ナシ 「 upgrade 」⇨更新される 状況アリ。
公式ドキュメントにも載ってますが、コレは仕様だそうです。


○まとめ
う~ん、内容を眺める・動かしても、まだ微妙に暫定っぽい感じがする。
それと対照情報が明快じゃない感じですが、「未確定」が実状なのかも。
なんとなく、今後(例えば F23 ~に)もリファレンス・他に更改アリ?

Redhat / Cent OS 8 , F23 へ向けて DNF 慣れしたいなら F22 を。
そうじゃないなら、しばらく Fedora 21 ( yum / dnf 共用)が無難かと。



"Broadwell" 発表 でも、少なくとも今年度中のエントリー・モデルは、コレ系。
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