2015
07
16

CentOS 7.1 (1503) を Xfce 構成にしたメモ

CentOS7-1_Xfce_Desktop.jpg

CentOS 7.1 を Fedora 近似の Xfce 構成にしてみたメモ。

まずは、デスクトップ運用:Fedora 比での感想から。
Fedora 19 ~ 20 環境=同世代での問題点が丸ごと残置。
 ⇨改訂のない「旧版」って、もう「不安定版」相当かと
 ⇨(環境起因だけではないが)パフォーマンスも劣化版

全てのリポジトリ対応が貧弱、かつ併用時の競合回避が難しい。
 ⇨かといって、自家ビルド等を汎用すると管理が地獄絵図

=現行 Fedora 、Ubuntu 近似構成での平易な安定運用は困難だぁね
ざっくり言えば、やはり「サーバ」等向き、「 PC 用途」不向き。

でもまぁ Linux ユーザとしては、取り敢えずやってみたいかな?
或いは開発など限定的な用途では、長期サポートが好ましいって場合も。
実行時にググったら、日本語情報が僅少だったんで、取り敢えず掲載。

○検証 PC と構成について
sysinfo_CentOS7_gnome.jpg
検証 PC
M/B :Intel DH61BE RAM / HDD :8GB / WD3200AAKS
CPU :Core i5-2500T(ES) GPU :nVIDIA GT520

1503 版 DVD.iso 利用、Bios-boot で GNOME インストール。
SELinux / FirewallD / ABRT は既定・有効のまま。
 ⇨デュアルブートは基本不可:要 GRUB2 編集

デスクトップは標準 GNOME → Cinnamonn → Xfce へと追加変更。
 ⇨動作問題アリ:全てに旧 Fedora 版の問題が残置・継承

パーティション:標準形式で「 / 」のみ、フォーマット: xfs
 ⇨パフォーマンス:起因不明だが、やや RAM 消費大+遅い


○ CentOS 7 の入手
公式: Download CentOS
http://www.centos.org/download/
ここでの「デスクトップ向け GUI 構成」としては「 DVD ISO 」を選択。
なお同版= 1503 ( 2015 年第三版の意: RHEL7.1 相当)です。

さらに詳細な(デスクトップ限定・軽量等)選択には、以下を参照。
Index of /Linux/centos/7/isos/x86_64 (理研ミラー)
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7/isos/x86_64/

※備考:最新(ローリング)版について
CentOS には、最新更新等を含めたローリング版もあります。
Index of /rolling/7/isos/x86_64
http://buildlogs.centos.org/rolling/7/isos/x86_64/
現時点の最新は 1506 版らしいけど、具体的な相違点は不詳。


○ USB ブート・メディアの作成
一言で言うと、UNetbootin の類は使えません。
以下「 DD コマンド」にて作成します。
 code:
sudo dd if=/home/ユーザ名/CentOS-7-x86_64-DVD-1503-01.iso of=/dev/sdc bs=4M && sync
緑文字:各自での内容 赤文字:各自デバイス構成( USB メディア)にて。

なお、Fedora 上なら「 Live USB Creator 」も使えます。
FedoraLiveUSBCreator_DD_CentOD-iso.jpg
赤丸: OverWritedevice(DD) 選択から、作成のこと。


○最初期の設定
更新に伴う再起動時に network.service の動作問題が発生。
この点は GUI 上では確認不能なので、事前に以下対処を実行。
 code:
sudo systemctl enable NetworkManager-wait-online

なお各環境の具体設定は、まんま旧 Fedora と同一なんで、割愛。


○リポジトリの追加導入
試用及び、提供内容の事前参照から、以下二点のみ採用。

 ☆ epel : Fedora Project 系などからの導入に必須
 code:
sudo yum -y install epel-release

 ☆ nux-dextop :主にマルチメディア系への対応
 code:
sudo rpm -Uvh http://li.nux.ro/download/nux/dextop/el7/x86_64/nux-dextop-release-0-1.el7.nux.noarch.rpm

 ▽上記は現時点 ver の内容、更新時には以下参照
Nux's repos
http://li.nux.ro/repos.html

※備考:その他の(デスクトップ向き)リポジトリ
ELrepo :比較的使えるが、必須という程ではない
RPM Forge : centos/el7 系への対応は、ごく限定的
ぶっちゃけ PC 向きは殆ど無し、その点では CentOS6 系の方が、まだ良好かも。


○ 汎用アプリ他の導入
以下は今件構成・個人的メモなんで、任意・要不要は各自判断のこと。

まずはキャッシュ更新も兼ねて
code:
sudo yum update

 汎用系
sudo yum -y install alacarte beesu bleachbit dconf-editor exfat-utils ffmpegthumbnailer fuse-dislocker fuse-exfat ntfs-3g pinta shutter simple-mtpfs thunderbird yumex

※備考: wine は全然ダメ
もし、入れるなら: sudo yum install wine*
入るし、単体動作も可だが、exe インストール不可などの動作問題アリ。
CentOS 自体に使うメリットを感じないので、探求は一切してまへん。

 マルチメディア系
sudo yum -y install gstreamer-plugins-ugly gstreamer1-plugins-ugly gstreamer-plugins-bad-nonfree gstreamer1-plugins-bad-freeworld HandBrake-gui libdvdcss smplayer vlc

 Cairo-Dock
sudo yum -y install cairo-dock


○ rpm での追加インストール
repo 追加不能の内容について、rpm ローカル・インストール。
RPM-install_CentOS7-1.jpg
(画像内容はキャプチャー時の旧版)

内容と導入操作は任意だけど、GUI で履歴も明瞭な、yumex 経由で導入。
なお、下記 rpm 入手先は更新で遷移・消滅の可能性アリ。

Fedora 系
chromium-pepper-flash:※ freshplayer 用=常に最新版を
http://koji.russianfedora.pro/kojifiles/packages/chromium-pepper-flash/18.0.0.209/1.fc22.R/x86_64/chromium-pepper-flash-18.0.0.209-1.fc22.R.x86_64.rpm

nemo-fileroller:※追加 nemo ( 2.0 系)対応版
http://dl.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/releases/20/Fedora/x86_64/os/Packages/n/nemo-fileroller-2.0.0-0.3.git6c86726.fc20.x86_64.rpm

nspluginwarpper i686:※ adobe 系 32bit アプリ動作用
http://dl.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/development/22/x86_64/os/Packages/n/nspluginwrapper-1.4.4-21.fc22.i686.rpm

pavucontrol:※ pulseaudio volume control 要するに mixer
http://dl.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/development/22/x86_64/os/Packages/p/pavucontrol-3.0-1.fc22.x86_64.rpm

unar:※汎用かつ shift-jis zip 対応の cli アーカイバ
http://dl.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/updates/20/x86_64/unar-1.8.1-1.fc20.x86_64.rpm

△注:ここまでパッケージ単体にて、自動更新されませんので、そのつもりで。

専用系
Dropbox
Dropbox_CentOS7-1.jpg

https://www.dropbox.com/install?os=lnx
パッケージ導入のみ、同.repo は無効にて削除。(更新されます)
 code:
sudo rm-rf /etc/yum.repos.d/Dropbox.repo

※備考
または、同 repo 対照版( Fedora )を書き換えらしい。
baseurl=http://~/$releasever/ 部を /22/ 等へ。
私は同稼働させたことが無いので、周辺情報として。


Google Chrome
Google-Chrome_CentOS7-1.jpg

https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/
GPG-key 導入
 code:
sudo rpm --import https://dl-ssl.google.com/linux/linux_signing_key.pub

※備考
root 稼働不可、また sand-box 機能が SELinux-ABRT 違反します。
PC 稼働なら、黙って SELinux Disabled が手っ取り早いかと。


○ Xfce デスクトップの追加
 code:
sudo yum --enablerepo=epel -y groups install "Xfce"
echo "exec /usr/bin/xfce4-session" >> ~/.xinitrc


sudo yum -y install cairo-dock-plug-ins-xfce gtk-xfce-engine xfce4-notifyd xfwm4-themes xfce4-terminal

 ▼以下任意、 Thunar 利用なら不要。
ファイラに nemo 追加
code:
sudo yum -y install nemo nemo-extensions

動作対策: Cinnamon デスクトップ動作を止める
 code:
gsettings set org.nemo.desktop show-desktop-icons false
(※元に戻す際は末尾 false を true に)

動作対策: Nemo 「端末を開く」で xfce4-terminal 起動
 code:
gsettings set org.cinnamon.desktop.default-applications.terminal exec xfce4-terminal

※ 備考「 Root として開く」時の動作対策
権限昇格時には上記無効、別途 root ログインから同設定を。
ちなみに、やらないと昇格時に画面動作が異なる・ABRT エラー発生。
設定に関らず、ログオフ時にセッション保存されるのは同世代の悪癖。

規定のファイラにする
「設定」>「お気に入りのアプリケーション」にて


○ 32bit アプリ動作対策
最小限構成 (コレで汎用アプリは概ね O.K )
 code:
sudo yum install -y alsa-plugins-pulseaudio.i686 libcanberra-gtk2.i686 libxslt.i686 libXv.i686 redhat-lsb.i686 xulrunner.i686

補足構成 (どっちか言うと、開発用途向き)
 code:
sudo yum install -y compat-libstdc++-33.i686 fltk.i686 freeglut.i686 libacl.i686 libao.i686 libcanberra-devel.i686 libgnomecanvas.i686 libsigc++20.i686 libusb.i686 libwmf.i686 libwmf-lite.i686 libXaw.i686 libXdmcp.i686 libxkbfile.i686 libXp.i686 libXScrnSaver.i686 lzo.i686 PackageKit-gtk3-module.i686 pkgconfig.i686 popt.i686 pulseaudio-libs-glib2.i686 SDL.i686


○ Firefox プラグインに最新系 Flash を用いる
adobe 版ではなく、freshplayerpllugin のみ利用します。
※注:上記 chromium-pepper-flash との「セット動作」です。
 code:
sudo yum-config-manager --add-repo=https://copr.fedoraproject.org/coprs/andykimpe/freshplayerplugin/repo/epel-7/andykimpe-freshplayerplugin-epel-7.repo
sudo yum -y install freshplayerpllugin


参照:freshplayer copr el7
andykimpe / freshplayerplugin
https://copr.fedoraproject.org/coprs/andykimpe/freshplayerplugin/

原典参考: freshplayerplugin
GitHub : i-rinat/freshplayerplugin
https://github.com/i-rinat/freshplayerplugin

※備考 1
andykimpe と nux-dextop の ffmpeg-libs が ver 競合。
andykimpe 側がムダに新版なんで、私は --skip-broken 対処。
 ⇨ freshplayerplugin 未更新でも、プラグインとしては稼働

ただし、新規導入の際はどちらか選択か、他の導入方法を実施のこと。
 ⇨ freshplayerplugin 優先= SMPlayer, VLC など犠牲に
 ⇨ adobe 版 Flash-plugin ( 11.2 系)を利用など

※備考 2
記憶領域の設定・削除(領域をゼロに)は、以下アクセスから。
setup_global storage_flash
Flash Player グローバル記憶領域設定パネル
http://www.macromedia.com/support/documentation/jp/flashplayer/help/settings_manager03.html#117498


○ Cinnamon デスクトップ
CentOS7-1_Cinnamon_Desktop.jpg
動作問題を確認でしたが、改善追求してないのも確か。
と言う訳で「んなもん、自分で直すぜ」って方向け。
 code:
sudo yum --enablerepo=epel -y install cinnamon*
echo "exec /usr/bin/cinnamon-session" >> ~/.xinitrc


※同世代 Cinnammon の必須設定
稼働初期に言語設定の選択・システムコピーが必要。
また、以下の ibus 設定も必須です。

1. ibus-daemon の自動起動
「自動起動するアプリケーションの設定」にて
setup_ibus-daemon_CentOS-Cinnamon.jpg
まぁ画像の通り
(設定例:コマンド以外の名称は、任意で構いません)
名前(N):  ibus デーモン
コマンド(M): /usr/bin/ibus-daemon -d
説明(E):  ibus の起動

2. IM 稼働指定
説明割愛、書き込みコマンドだけ
 code:
echo "export GTK_IMMODULE=ibus" "export XMODIFIERS=@im=ibus" "export QT_IMMODULE=ibus" >> ~/.bashrc

※備考
CentOS Cinnamon 環境は、F20 までの 2.0 世代です。
確認外にも複数の問題を抱えてた記憶がありますが・・・忘れました。
ちなみに標準 GNOME 3.8 系にも、深刻な動作問題アリ。
「特定操作で shell (=デスクトップ)の完全クラッシュ」確認済み。

なお、CentOS では GNOME / KDE 以外の軽量系は MATE 推しかと。
でも個人的に MATE は好みじゃないんで、選択外っス。

やたら長くなったんで、次回へ続く
sysinfo_CentOS7-1_kernel4-1-1_Cinnamon.jpg
次回「 CentOS での最新カーネル+ nVIDIA ドライバ編」

7/18: typo 及び、記載漏れを改訂。

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