2015
12
17

Fedora : Video DownloadHelper 変換ダウンロードとか

Video-DownloadHelper_Fedora23.jpg

Firefox 拡張 Video DownloadHelper コンバート対応とかのメモ。

表題は Fedora ですが、概ね「 Linux での対応法」になるかと。
ただ各ディストロで、ライブラリ名やディレクトリ階層は多少違いますね。
また Chrome にも同拡張は存在ながら、同機能は非搭載みたいです。

えぇっと、ぶっちゃけ実際の内容は三行で足りる話だったりします。
今記事化に合わせ、ついでに周辺情報の解説とかにも拡げてみました。
関連するメディア変換やら同利用の参考になるかも知れません。

 ○対応バージョンと実働について
具体内容は現時点・確認環境下での説明にて、以下に限定します。
バージョンが一つ違っても対応が異なる場合があるので、留意のこと。

Firefox 43.0 / Video DownloadHelper 5.4.2

また、国内法に基づく適正利用にも、注意して下さいな。
※改正著作権法:違法ダウンロード
違法配信されていると知った上での、動画・楽曲等ダウンロードは違法。
正規配信される著作物の、私的利用範疇での複製(ダウンロード)は可。

参考:政府広報オンライン お役立ち情報
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200908/2.html


 ○コンバータ導入と実効
まずは、周辺理解ある方向けに簡潔な話から。
Linux 対応コンバータは libav(libavcodec) FFmpeg です。
同導入+ Firefox 再起動にて(たぶん)自動認識し、即利用可。
 code:
sudo dnf -y install ffmpeg

※備考
メニュー設定項目アリに見えますが、私の環境では自動認識しました。
settings_Conversion.jpg
要するに、上画像(コンバート設定画面)の
  "Converter Installed" (緑枠)であることを確認
  "Converter path" (赤枠)が FFmpeg 実体へのパス

空欄なら "Recheck converter" (青枠)をクリックして再起動
もしくは、同パス(以下)を直接記述でも良いです
 ▽ FFmpeg 実体があるディレクトリ
Fedora なら /usr/bin/ffmpeg
Ubuntu (とその派生系)では /usr/local/bin/ffmpeg


 ○ Video DownloadHelper の設定
次いで『英語だし、よく解かんねぇよ』って方へ画像付き説明。
まずサブ・メニュー>「 Settings 」を開き
DownloadHelper_pulldown-Menu_Settings.jpg

「 Advanced 」チェック>「 More... 」から「 Conversion 」選択
DownloadHelper_settings-menu.jpg
で、こっからは最初の説明・画像と一緒です。

ちなみに「 Conversion outputs 」はイチイチ設定する必然ナシ。
前回ダウンロード、又はローカル変換出力のフォルダを引き継ぎます。

「 Configure conversion rules 」も、不詳なら設定の要ナシ。
add_Conversion-New-Rule.jpg
一応、画像のように「 New rule 」クリックで作成ですが・・・
edit_new-rule.jpg
「 Extension 」チェックからの指定とか判んないと、意味ナシ。
都度メニューから指定できる、標準の変換形式と全く同じです。
まぁ設定理解があっても、Linux 対応するか?は別の話でっす。

『なんかワカンネぇけどさ、うっかり作っちゃったよ』ってな場合
delete_coversion-rules.jpg
画像のように、ゴミ箱アイコンのクリックで消去もできます。
あと「▼」アイコンは、ルールの複製みたいですね。

実際の「変換ダウンロード」ですが、画像のようにサブ・メニューから
DownloadHelper_pulldown_menu_convert.jpg
「 All actions 」>ファイル指定>「 Download & Convert 」にて。

なおキャプチャー画は Youtube ですが、DL 非対応コンテンツもアリ。
この辺は各サイトやコンテンツ(或いは仕様変更)毎に違うものです。
詳しくなりたい方は、自ら DL 厨に進化しませう。

※備考:公式サイト解説(英文)
How to use the converter with Video DownloadHelper
https://www.downloadhelper.net/conversion-manual


 ○関連・周辺ライブラリについて
こっからは FFmpeg 稼働・拡張に必要なライブラリ群について。
DownloadHelper 対応やら、FFmpeg cli 利用等の参考まで。
なお基本モノは、動画プレーヤー等の導入から関連追加済のハズ。
例えば VLC (変換機能アリ)導入なら、殆どは入ってるかと。

自環境での対応確認は以下コマンドから
 code:
ffmpeg
ffmpeg-enable.jpg
要するに "--enable-libx264" とかになってれば、オッケー。
という訳で、関連・周辺ライブラリ群をざっと列記のみ。

音声関係
 faac (AAC encoder)
 lame-libs (MP3 encoder)
 libfdk-aac (AAC encoder)
 libtheora (Theora encoder)
 libvorbis (Vorbis encoder)
 libopus (Opus encoder/decoder)

※備考
差異不詳ですが mp4 バックエンドには、大概 faac が利用されてますね。
なお FFmpeg で libmp3lame 認識の実体は、lame-libs です。
ちなみに libtheora / libvorbis 依存で libogg も入るかと。


映像関係
 x264-libs (H.264 encoder)
 x265-libs (H.265 encoder)
 kvazaar-libs (H.265 encoder)
 libvpx (VP8 encoder/decoder)

※備考
コレ系はややこしいんですが、雑に言えば、主に以下が呼応。
MP4 = H.264/H.265-libs / kvazaar-libs
WebM = libvpx (VP8)

まず現汎用の MP4 は「H.264/AAC」で、後継は「H.265/HEVC」形式。
ちなみに同エンコーダには、h264enc (H.264) と hevc (H.265)アリ。
さらにオープンソース版 H.265 エンコーダが kvazaar らしいッス。

で、MP4 対抗が WebM ( Google 版 HTML5 動画コンテナ)って図式。
ここで MP4 拮抗形式には H.264 ≒ VP8 と H.265 ≒ VP9 があります。
なお FFmpeg では libvpx = VP8 , libvpx-vp9 = VP9 が呼応。
また同音声には Vorbis , Opus が利用可(例 VP9/Opus )です。

 ☆参考
WebM Project.org
http://www.webmproject.org/code/
FFmpeg-wiki Encode-VP9
https://trac.ffmpeg.org/wiki/Encode/VP9

あと、マイナーながら Ogg(「Ogg/Vobis」とか)形式もありますね。


オマケ: nVIDIA-VAPDU ハードウェア・エンコード関係
 nvenc (VAPDU Hardware-encoder)
 libvdpau-va-gl (VAPDU with OpenGL back-end)
 libva-intel-driver (VAPDU Required)
 vdpauinfo (VAPDU implementation)

※注:Kepler アーキテクチャー以降のみ、対応です。
近年のエントリー機種だと、GT640 や GT720 あたりからかな?


 ○ FFmpeg 活用について

せっかく高機能な FFmpeg 入れたんで、その使い道も触れときますか。
いや、えぇっと...私が書くより素晴らしい解説サイト様を紹介します。

ffmpegの使い方 千曲エンジニアリング様

http://tech.ckme.co.jp/ffmpeg.shtml


 ○ VLC の変換機能について
ついでに「ローカルでの変換も Firefox か cli 必要?」って方へ。
この手に興味があれば、VLC メディア・プレーヤーは入れてますよね?
で、VLC には同様の変換(俗に言う「エンコ」)機能もありますよ。

ツールバー・メニュー>「メディア(M)」>「変換/保存(R)」がソレ。
VLC_Media-Convert.jpg

「 Add...」 で変換したいファイルを選び、「変換/保存(O)」
VLC_Media-Convert2.jpg

「プロファイル」と出力先(参照+ファイル名の記述)で「開始(S)」
VLC_Media-Covert3.jpg


 ○オーディオ・タグも編集したいんだけど
この手を再生専用プレーヤーに読ませても、楽曲情報が出ませんね。
その点はオーディオ・タグ用のエディタで編集(記載)する訳です。
で、Linux の定番タグ・エディタは Easy Tag らしい。
 EasyTag
EasyTAG.jpg
 code:
sudo dnf -y install easytag

あと近年活発なヤツには Puddle Tag ってのもあった。
 Puddle Tag
PuddleTag.jpg
 code:
sudo dnf -y install puddletag

※備考
私はこの手を殆ど使わないんですが、チラッと試用した範囲では
  EasyTag 定番ナルホドの使い易さ。
でも既定ディレクトリの確認とか、ちょっとウザい感じもする。
  Puddle Tag その点ではシンプルに使えるかな。
ただ詳細な設定は、慣れないと「まず何をすべきか」迷うかも?

ちなみに VLC の「ツール(O)」>「コーデック情報(C)」>「一般(G)」タブ
VLC_Media-info.jpg
これも同編集機能に見えます。(私は使ったことがないんで)
最大の短所は、再生中のモノにしか使えないことかな?


「 PC デスクトップ(ノートも)」の訴求点は、これら母艦能力。
単純な再生等が主な「タブレット・スマホ」に対し、親機機能を有すること。
別の言い方をすれば、両者で決定的に違う・住み分けの点でしょうか。

方法論としては、クラウド・アプリによってタブレット等でも可能ですが...
日本の法律では、この手の機能を公衆設置すること自体が違法かと。
恐らくは海外リンク等の紹介も、同幇助に問われる気がします。
(正規の配信者による販売等に伴う設置なら、適法でしょうかね)



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