2016
05
01

Remix OS for PC (beta) を実機インストールしてみた

RemixOS_for-PC_B16042001.png

先日公開の Remix OS for PC β 版を、実機上で試用してみました。

種別・版は 64bit UEFI/BIOS コンパチ、B2016042001 とされる内容。
少し前に発表された、Android-x86 連携後の初出版になるかと思います。
また、コレ以前だとデスクトップ系 PC に展開不能だったのが改善の模様。

所感というか、結論を先に書くと・・・
デスクトップ用の作り込みは秀逸だが、単体で PC として使う内容じゃあない。
そうした作業性において在来 OS に勝る面はなく、一方で要求性能自体は高い。
あくまで、Win-PC で Android を扱う(デュアルブート)為の存在かなと。

○入手先
 Remix OS For PC (Beta Version) Download now
http://www.jide.com/remixos-for-pc#downloadNow

ここの "64-bit UEFI Boot & Legacy BIOS compatible" を入手
バージョンは随時更新ですが、入手時点で言うと "B2016042001" 版でした。


○試用環境
M/B : Intel DH61BE
CPU : Celeron G1610
RAM : DDR3-1333 8GB
HDD : WD1602ABYS (SQ Read 約 100MB/s)

なおモニターには DVI-D 1980x1080 出力です。
まぁ Windows , Linux デスクトップでも、今だ実用的な機材でしょう。
処理性能面で ARM 端末と比較すれば、2013-14 年頃の上級機に匹敵かな?


○展開時の注意点
標準の HDD 展開は『 Windows 環境専用、かつデュアル・ブート』構成です。
利用 PC が一台だけで上記の削除や修正法を不詳なら、同展開の実行は非推奨。
 ⇒別体の HDD に展開しても、ブートローダーは書き換えられます。
(システム・イメージだけコピーし、GRUB2 を手編集すれば、単独ブート可)

また平凡な速度の USB メモリへの展開も、動作は酷く鈍くお勧めしかねます。
比較的扱い易いのは、高速 USB メモリないし USB 接続 HDD への展開かな?
(ブートローダーは USB デバイス側へ⇔ EFI/BIOS で優先ブートを選択)
なおインストール容量には、標準 16〜32GB ・最小 8GB を要します。


○動作とその所感など
 ▼インストール
展開は全自動だが、経過表示がない分、結構「待たされる」感がある。
なお標準に備わる Chrome は旧いので、インストール後に更新必須。
Chrome-ver_RemixOS_PC_B16042001.png
原型の Android は 5.1.1 みたい。

 △ UI と基本操作
UI は Android と Windows 10 の中間的な意匠。
Settings_RemixOS-PC_B16042001.png

Win キーで起動する APP メニューや、「通知」の機能もアリ。
Notice_RemixOS-PC.png

マウス・キーボード操作系は良く作り込まれており、PC ユーザもすぐ馴染める。
なお導入時は英語⇒起動後にシステム言語を日本語へ変更すれば日本語表記へ。
また「 Google 日本語入力」の導入・設定にて、キーボード入力も問題なし。

 △ APK ファイルの導入
標準で Google Play や(一部)APK 導入の仕組みが用意されています。
Remix_Recommended.png
APK-file_Download-RemixOS.png

ここでふと「アカウント利用せず、どこまで使えるか?」試してみることに。
Google Play Downloader を使い、APK を単体入手・適用しました。

GooglePlayDownloader : CodingTeam.net
https://codingteam.net/project/googleplaydownloader

サイン・インや開発者サービスの更新が不要のアプリなら、概ね動きます。
Android-APP_RemixOS-PC.png

ちなみに Microsoft Office 系アプリは・・・
MS-Excel_RemixOS-PC_B16042001.png

Google アカウント以前に、Office 365 サブスクリプションが必要。
need_Sign-in_office365.png

 ▼ Chrome 動作
HD-playback_Chrome_RemixOS.png
画像は「 PC サイト」モード=表示形式に加え、HD への切り替えも可能。
ただし、仕様として複数タブを開いてもアクティブなのはトップ表示だけ。

ram-usage_RemixOS-Chrome.png
そのくせ、結構な RAM 食いなのは不満かも。(上の Chrome のみ稼働時)
ケチケチせず実用するには、4GB 程度の RAM が欲しいでしょうね。

アレレ?と思ったのは、どうも OS として非サポートになっちゃう点。
No-support_Chrome-Webstore_RemixOS.png
まぁベータ版だし、そのうち解決するのかな?


○まとめと雑感
導入前は「 APK が扱える、新手の Linux 」的な期待もあったけど・・・
現実は「 Win-PC 上で同様操作に扱えるデスクトップ型 Android 」ですね。

ただ次期 Android "N" には、マルチウィンドウ化など近似発展がある。
また Chrome にも Google Play 対応があり、共通の結実先を感じる。
さらに Chrome OS は廃止で、Android と統合なんて噂もありますね。

そこいくと、先取り面もあるが、実は旧世代との溝を埋めるニッチかなぁ、と。

今件とは別の話だけど、この手を数カ月〜1年で買い替えが今風かも?
スポンサーサイト

«  | HOME |  »