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2018
10
14

「 COCKPIT 」鯖のかんたん自家養殖

Cockpit_Win10-Edge.jpg

サーバ遊び(構築・対効果の検証)でエラく便利だった、COCKPIT を紹介。

まぁ当然っちゃ当然だけど、鯖では全面的に CUI 操作の話が多いですよね。
一方 Fedora はコレ標準なんで、 GUI から構築・管理が出来て超絶楽チン。

たぶん RedHat 系 server なら現行標準と思いますが、他でも導入可ね。
COCKPIT-project >Install
https://cockpit-project.org/running.html
(同記載は多少古く、標準導入済みないし公式 repo に存在もアリ)

本来コレは CUI が苦手な方向きの GUI ツール、という訳じゃない。
でもまぁ現実には単一 PC 上で検索等しつつ、そのままコピペが出来ます。
その点で従来鯖だけでなく、コンテナ運用の試用・学習に丁度良いかもよ。

○はじめに
基本の "キ" な話ですが、一応ウチは入門者向けなんで解説。
COCKPIT には Web ブラウザで「鯖の IP アドレス:9090 」でアクセス。
ただし非認証 (self-signed) https ですから、警告と共に一旦弾かれます。
add-exception_Firefox.jpg
Firefox の場合は以下操作にて
「エラー内容」→「例外を追加」→「セキュリティ例外を承認(C)」
※同操作は各ブラウザで共通の作業となります。

ただし、iOS 12 上の各種ブラウザではログイン操作後が表示されません
Cockpit_iOS12-Chrome.png
iOS 12.01 にて、ログイン画面は表示されるものの、次画面は真っ白。

同現象は私も iOS 11.4 の頃から確認、取り敢えず報告は上ってる模様。
White Screen after login in from iPad Pro 10.5 #10146
https://github.com/cockpit-project/cockpit/issues/10146

ただコレ、既知の問題なんじゃないですかね?
Feature: Certificates>Blocking
https://github.com/cockpit-project/cockpit/wiki/Feature:-Certificates#blocking

※備考
COCKPIT は自動で self-signed https 処理=運用鯖に同様措置は無用です。
なお「 Let's Encrypt で簡単に〜」との紹介多数ですが、その前段階が面倒。
たかだか趣味のローカル鯖であれば、(事象承知しつつも)気に病む要ナシ。


○諸機能
GUI ゆえ、基本は直感的に判るでしょう。
Cockpit_Fedora_Server29.jpg


ちなみに cockpit-pcp ってのは Performance Co-Pilot のこと。
install_cockpit-pcp.jpg
たぶん表示機能への分析系の拡張。任意だけど入れるべきかな。


「メモリ」など青文字をクリックすれば、より詳細な稼働状況が出ます。
RAM-use_cockpit.jpg


ダッシュボードも同様モニターですが、たぶんこちらは複数の統計用。
Dashboard_cockpit.jpg
「+」から鯖やクラスタ追加、運用状況を監視するのが本来用途かと。


☆鯖構築に必須・ありがちな設定類
(複数を含む)構築時に便利なのがコレ系。
確認含めると恐らく数十行、数工程に及ぶ CUI 操作も、GUI なら一発解決。


ネットワーキング> "enp3s0" などの各自 eth 名クリック
manual_settings_IPv4_cockpit.jpg
各サーバの IP 固定化・同変更が可能です。
画像では IP= 192.168.0.x 、サブネットマスク 255.255.255.0 な例。

※各自利用のルータなり、ISP の指定により異なります。
※ RedHat 系インストーラ( Anaconda )ではインストール時に可能。


システム>ホスト名
change_host-name_cockpit.jpg
ローカル・オンリーな運用だと特に必要無いけど、変更自体は可能。
ちなみに末尾「 .local 」って今はダメ、絶対らしい。(ググって)

※ RedHat 系インストーラ( Anaconda )ではインストール時に可能。


ネットワーキング>ファイアウォール
firewall-settings_cockpit.jpg
見たまんま、ほぼ数クリックで完了。


ストレージ>各種
storage_cockpit.jpg
追加ドライブの各種フォーマット・パーティションや LVM グループ等。
storage-hotplug_cockpit.jpg


端末
terminal-emu_cockpit.jpg
デスクトップ同様、ターミナル・エミュレータ操作が可能。


関連して当然だけど、vim , nano 等のエディタ操作も可能。
terminal-emu_nano_Cockpit.jpg
コレ何て言うんだっけ?コードの色分けも出ますね。


アカウント
add-user-account_cockpit.jpg
ユーザ設定が欲しい場合は新規・追加で可能。


ソフトウェア更新
system-update_cockpit.jpg
内容他を確認後、任意に実行可。自動・手動の切り替えも可。


とまぁ、インストール後の鯖構築から運用まで、ほぼ全般に渡り可能。
ちなみに原型は内製のコンテナ管理ツールだったそうで、そっち系は大得意。
個人・試用としての k8s クラスタ運用なんてのも、イマっぽいかも?


☆公式ドキュメント・ガイド

COCKPIT Project >Documentation
https://cockpit-project.org/guide/latest/

GitHub >cockpit-project/cockpit
https://github.com/cockpit-project/cockpit


○バグ?
利用上で最も残念なのは、上記 iOS での動作かな?
一応 Android では表示。(バージョンによる?表示が崩れる報告もある)
という訳で「スマホ・タブレットでも使える」とは明記できない。

動作上は無問題だけど、COCKPIT 端末で頻繁に以下エラーが表示されます。
Failed to set locale, defaulting to C

対処コマンドは LC_ALL=C 或いは export LC_ALL=C 
日本語化で言うと export LANG=ja_JP.utf-8 みたいですが・・・
どうもログイン?サーバの再起動?の都度再発する。

あと端末操作中にブラウザをリサイズすると、エラー停止する場合アリ。
関連して Ubuntu 系で COCKPIT 操作すると、何故か?端末表示問題が多発。
Cockpit_Ubuntu18-04-1.jpg

それと今件とは全く無関係だけど、Debian / Ubuntu 系は注意を要します。
 ⇨そもそも Debian インストーラは UEFI/Secure Boot に現非対応
 ⇨同件 Ubuntu 対応開発は、同じ "18.04.1" でも版によりバラバラ
それと開放が鈍いのか?リークか? cache/buffers が際限なく肥大しがち。
複数版を検証して驚いたんだけど・・・コレって皆知ってるの?気にしてないの?

※ 10/18 ごく一部の文字列改訂



KVM スイッチ(キーボード・マウス)って、今は随分安いんですねぇ・・・
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