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2019
01
15

かんたん Nextcloud サーバー・リローデッド

Nextcloud_client_login.jpg

昨秋の過去記事 "Fedora Server + Snap =かんたん Nextcloud"
コレのちょっとした改定記事です。

まず再構築したらバージョンアップがあり、やや軽くなってた件
 ⇒ Nextcloud-Snap ver14.0.5
次に Windows ユーザーの視点になると、操作等に相違を感じた件
あと雑な見当だったにしろ、転送速の認識に結構な錯誤があった件

とまぁ、その辺りについての修正版ですね。
なおせっかくなんで、一応の手順も再記述しときます。

○セットアップ
手順そのものに改定はありません。
ただ、Windows 上のブラウザでは COCKPIT 「端末」にコピペ出来ませんね。
手入力か?管理・設定用に Linux の Live USB でも作成するか?ご随意に。


 ☆ Fedora Server を鯖機にインストール 
Fedora Server の入手先
全部入りに拘る必然はなく、Net-install ISO で良いかと。
Fedora Server のダウンロード
https://getfedora.org/ja/server/download/
(※ Server ではなく minimal なデスクトップでも構いませんよと)

インストール USB メディアの作成は、著名な Rufus 等お好みでどうぞ。
Fedora Media Writer もメディア作成自体は簡単・確実ですが・・・
Windows 下では特定操作でのクラッシュなど複数問題を確認しています。


 ※補足: Fedora のパーティション等設定について
標準構成を選択すると、LVM という論理ボリューム構造になります。
 ⇒ Windows だと「ダイナミックディスク」が相似
形式の優劣でなく、障害復旧などの点では「標準」が好ましいかも。
そうした(必須でない)選択には「カスタム」から任意設定のこと。

F29server-install-partition.png
画像は参考・ネットからの拾い物を加工したものね

パーティション設定: RAM 2GB 構成での提案
/boot/efi  120 MB ( UEFI の場合、MBR 形式では不要)
/boot/   240 MB ( ext4 フォーマット)
/        max ( XFS or ext4 :ストレージ用途としては前者)
/swap     2 GB ( RAM 4GB 以上なら不要)

 ※備考
ざっくり言えばフォーマットは ext4 が無難、NAS 的用途では XFS も好適。
各種形式は美点ではなく、障害時に自身が復旧出来るか?を先ず自問して。
単一用途ゆえ、/swap 容量は物理 RAM 合算で 3GB あれば充足っぽい。


○導入でのコマンド操作
鯖自体を弄らず外部管理= root 自動ログインなどの設定は過去記事通り。
接続確認を兼ね、更新( dnf upgrade )と再起動( reboot )するが吉。
なお、今構成での Headless (モニター無し)運用は機材・設定の要ナシ。

今回は殊更に解説しません、鯖機または COCKPIT の端末へ入力のこと。

 ☆ Nextcloud 導入及び SSL/HTTPS 自己証明書の適用
 code:
dnf -y install snapd

snap install nextcloud

nextcloud.enable-https self-signed



 ☆ /boot 消費を低減(更新済 kernel の自動削除)
 code:
nano /etc/dnf/dnf.conf
2 行目 " installonly_limit=3 " 数値を「 2 」に変更して保存。

 ☆ grub menu 表示時間を無くす(起動時間の短縮)
 code:
nano /etc/default/grub
1 行目 " TIME OUT " 数値を「 0 (ゼロ秒)」に変更して保存。

 ☆上記の変更内容を grub2 へ反映させる
 code:
grub2-mkconfig -o /boot/efi/EFI/Fedora/grub.cfg  ( EFI の場合)
grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg     ( MBR の場合)


○パフォーマンス
機材は前回と同じなんですが、前回の速度周りついてはやや錯誤アリ。

1.65GB の mp4 動画を転送した際のシステムロード値
Sysload-info_Nextcloud14_Fedora29Server.jpg
瞬間最大のネットワークトラフィック値は 680Mbps かな

同内容をダッシュボード表示すると、この値
Nextcloud_transfer-speed.jpg
転送平均として 240Mbps ( 30MB/s )を僅かに超える値が出てるみたい。
一応申告するとコレにも設定ミスがあって、本来はもうチョッと伸びる。
何にせよ廉価帯 NAS と「実効値」比較なら、ほぼ互角・結構いい勝負。

ググって奇妙に思ったけど、コレ系って CrystalDiskMark 値ばっかだよね。
んで「おぉ!速いねぇ」と思いつつ、併記の転送時間を見ると激遅の数値。
えぇ?それ実効 12MB/s (計測値 56MB/s )じゃね?なんてのも見掛ける。
それら正誤なんてどうでもいいが、Nextcloud server も遅くはないよと。

なお前回の低値は USB 外付け HDD から放り込んだのが主因だったみたい。
でも予測より大幅に低速だったんで、違和感を覚えつつも諦め認識してた。

ほいでもって同転送時のディスク I/O 値も参照
Nextcloud-BAT-Mini_disk-RW.jpg
うぅん実効上のボトルネックは鯖機の eMMC 速度だね。
3 秒で転送しててもストレージ書込に 5 秒掛かるとかそんな感じかな。

あぁそれと、COCKPIT「システム」RAM グラフも表示が変わったみたい。
 ⇒従来:キャッシュを含めた値を表示(例=1.5GB )
 ⇒現行:実消費のみキャッシュ含まず(例=520MB )
 
そこを勘違いしてシステム設定しちゃうと、かなりキツキツになるよ。
Nextcloud_RAM-out.jpg
RAM/Swap 下限値を見極めようとして、2 秒ほどの停止を確認したさ。
でも逆言うと、この程度なら体感することは一切ないんだけどね。

コレ便利で実用性あるし、単純に PC ( SBC )遊びとしても愉しいよと。
最大の問題点は、アレコレ改善を考え出すと何か買い足しそうになること。
違う、そうじゃない。コレは貰いモノのリサイクルだっ!て自制が要った。


前にも紹介したけど、コレすげぇよ。( CHUWI G BOX M.2  でググって)
ただ需要増に連動して高騰しやすいから価格に注意ね。今日は ¥22,500
Amazon あるある、低評レビューで埋め尽くす・にわかマケプレにも留意。

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